「地元選手、そして捕手の獲得を」スポーツライター・小関順二さんが中日ドラゴンズのドラフトを分析!
今夜も始まりました!スポーツライター・小関順二さんと高校野球ドットコム・河嶋副編集長による12球団分析ドラフト分析。
10月17日に控えたドラフト会議を前に、ドラフト専門記者の小関順二氏に、各球団ごとの補強ポイントと今年のドラフトでのオススメの選手を紹介していただいた。
それぞれの補強ポイントを整理すると共に、どの選手を指名するのか、球団の台所事情を踏まえて解説していく。今回は中日ドラゴンズ編をお届けしたい。
5位 中日ドラゴンズ
〈勝-敗-分〉68-73-2
〈勝率〉.482
〈打率〉.263
〈防御率〉3.72
★地元路線で右の大砲候補、ポスト・谷繁
【補強ポイント】
去年一昨年ほどの弱点はありません。投手は柳裕也が出てきたり、大野が復活したり。打者は福田、平田は安定。高橋周平も出てきました。
一方、打撃はチーム本塁打数90本とリーグワーストです。打者一位に行く球団ではないので、早々から公言していた奥川に行くのではないでしょうか。奥川は石川県出身で名古屋とも近いので。
奥川恭伸(星稜)投手
石川昂弥(東邦)内野手
佐藤都志也(東洋大)捕手
山瀬慎之助(星稜)捕手
地元選手を大事にする球団なので、東邦高校の石川は有力。球界全体でも枯渇している右のスラッガーとして期待できます。佐藤は4年生になってからは不調ですが、3年生までの実績と走力もある捕手として期待できます。谷繁が抜けてから次世代捕手の育成は急務でしょうから
◆出演者◆
小関順二さん スポーツライター
河嶋宗一 高校野球ドットコム副編集長
栗崎祐太朗 司会