- トップ
- 福岡
- コラム
- プロ12球団ドラフト分析2019
- 「投手を中心に高校生の指名を」スポーツライター・小関順二さんが広島東洋カープのドラフトを分析!
第5回 「投手を中心に高校生の指名を」スポーツライター・小関順二さんが広島東洋カープのドラフトを分析!2019年10月09日
今夜も始まりました!スポーツライター・小関順二さんと高校野球ドットコム・河嶋副編集長による12球団分析ドラフト分析。
10月17日に控えたドラフト会議を前に、ドラフト専門記者の小関順二氏に、各球団ごとの補強ポイントと今年のドラフトでのオススメの選手を紹介していただいた。
それぞれの補強ポイントを整理すると共に、どの選手を指名するのか、球団の台所事情を踏まえて解説していく。今回は広島東洋カープ編をお届けしたい。
4位 広島東洋カープ
〈勝-敗-分〉70-70-3
〈勝率〉.500
〈打率〉.254
〈防御率〉3.68
★将来性重視の勝ちが見込める投手
【補強ポイント】
投手か野手のどちらかといえば投手。三連覇した時は揃っていたのですが、、、
野村FAの問題もありますし、万全なのが大瀬良しかいない。緊急ではないにしろ、投手の面で補強は必要です。
佐々木 朗希(大船渡)投手
西 純矢(創志学園)投手
山瀬 慎之助(星稜)捕手
藤田 健斗(中京学院大中京)捕手
カープは即戦力というより素材をみる傾向にあります。完成度より将来性というスタンスですね。佐々木か奥川かとなると佐々木だろうと思われます。佐々木を外すと外れ一位で地元・岡山の西を指名するのではないでしょうか。もしくは競合を避け、一位で西に行くことも考えられます。

- 小関 順二
- 出身地:神奈川県横須賀市生まれ。
- ■ プロ野球のドラフト(新人補強)戦略の重要性に初めて着目し、野球メディアに「ドラフト」というカテゴリーを確立した。ストップウオッチを使った打者走者の各塁走塁、捕手の二塁スローイングなど各種タイムを紹介したのも初めてで、現在は当たり前のように各種メディアで「1.8秒台の強肩捕手」、「一塁到達3.9秒台の俊足」という表現が使われている。
- ■ 主な著書に『プロ野球問題だらけの12球団』(年度版・草思社)、『プロ野球スカウティング・レポート』(年度版・廣済堂あかつき)、『ドラフト物語』(廣済堂あかつき)、『野球力』(講談社+α新書)、『プロ野球サムライたち』(文春新書)などがある。
- ベースボールファン(有料コラム)では、「野球を歩く」を寄稿、野球ファン必見の野球歴史コラムを配信している。
- ■ 小関順二公式ブログ
