第14回 逆襲を誓う沖縄尚学のキーマンは島袋皓平、崔哲瑋、與谷友希の逸材野手トリオだ!2020年01月06日

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【目次】
[1]恵まれた体躯を生かす島袋皓平/台湾から夢を叶えにやってきた崔哲瑋
[2]1年生から経験を積んできたリーダー

 2019年の高校野球も、12月からは各校選手たちも来春以降の活躍を目指して冬トレ期間に入った。選手たちは2020年の飛躍を目指して、日々トレーニングを積んでいることだろう。
 今回は、去った秋の大会で目覚ましい活躍をした沖縄尚学の有望3選手を紹介しよう。

恵まれた体躯を生かす島袋皓平



島袋皓平(沖縄尚学)

 身長180cmでファーストを務める島袋 皓平。去った夏の全国高校野球選手権沖縄大会準々決勝、同じ枢軸でクリーンアップを務める與谷と崔が苦しむ中、一人3打数3安打2打点と気を吐き勝利に貢献すると、決勝では宮城 大弥から1本ながらヒットを記録し、5年振りの甲子園出場に一役買った。

 聖地でも習志野の飯塚からライト前へ安打1本をマーク。新チームに以降した秋の県大会、6試合で2番に座り9安打6打点と優勝に貢献。九州地区高校野球大会では、福岡工大城東戦と、明豊戦で共に2安打をマーク。この秋の島袋は、8試合で30打数13安打8打点と上々の成績を残した。

島袋皓平 180cm69kg右投右打内野手。
 瞬発力、判断力にしなやかさを加えたショートでの守りは必見。打撃力の高さに加え、足もある。過去、沖縄尚学が甲子園に出たとき、走攻守で目を見張るショートが必ずいた。2008年の西銘、2013年の諸見里、2014年の砂川らをも凌ぐよう、目指すは沖縄尚学史上最高のショート。それだけの能力を有すると、比嘉公也監督も期待する最注目選手だ。

台湾から夢を叶えにやってきた崔哲瑋



崔哲瑋(沖縄尚学)

 台湾で沖縄尚学のゲームを見て感動し、留学生としてやってきた崔 哲瑋。夏の全国高校野球選手権沖縄大会で覚醒した崔は、決勝で興南宮城 大弥から1安打2打点をマークするなど、22打数10安打7打点と大当たり。5年振りの優勝に貢献し、夢だった甲子園出場を叶えた。そればかりでなく、習志野戦では4回に走者二人を返すタイムリー三塁打を放つなど、3安打2打点とチーム一番の活躍を見せた。

 秋の6試合でも4番に座り17打数6安打。九州地区高校野球大会では初戦こそベンチを温めたが、明豊戦で1安打1打点。盗塁2つを決めるなど、走塁の高さも示した。

崔哲瑋 177cm73kg 右投右打 外野手
 高校通算9本塁打も、大舞台での打席で結果を残してきた。九州地区高校野球大会一回戦でスタメンを外れたように、外野手としてのライバルは多く(久高、砂川、後間など)慢心は無い。ベンチからの信頼を得るように、この冬は守備の向上を徹底して鍛え且つ、春に崔が4番として打席に立つことで、沖縄尚学の明るい2020年が待っているともいえよう。

【次のページ】 1年生から経験を積んできたリーダー

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崔 哲瑋(沖縄尚学) 【選手名鑑】
島袋 皓平(沖縄尚学) 【選手名鑑】
與谷 友希(沖縄尚学) 【選手名鑑】
沖縄尚学 【高校別データ】

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プロフィール

當山 雅通
當山 雅通
  • 生年月日:1972/01/04
  • 出身地:沖縄県金武町生まれ。現在は沖縄市在住。
  • ■ 野球はもちろんだが、一番好きなのは球児たち。純粋で真っ直ぐな野球小僧を見ると自分のことのように嬉しくなる。
  • ■ 学生時代は、野球、サッカー、バドミントン、駅伝など多くのスポーツを経験。現在は、合計4チームの学童軟式野球チーム(主に4年生以下の低学年専属)を見てきており、やっぱり自分は野球が好きなんだなと実感。現在はオファーがなくコーチ業も休業中(笑)。だが10月に3歳になる三男坊が野球を始めたら、また復活する野望を隠し持っている(笑)夢は三男坊が甲子園へ連れて行ってくれることだが、まずは野球へ興味を持つようにしむけるようにと、現在悪戦苦闘中である(笑)
  • ■ 2012年より、高校野球ドットコムにて沖縄中心に情報配信
  • ■ 沖縄県の野球と題したブログCBスタジアムを運営
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