第12回 2019年、沖縄の高校野球応援歌で流行ったブラバンは何?2019年12月27日

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沖縄を代表する興南高校吹奏楽部

1.「戦闘開始」 愛知県:東邦高校

 東邦高校だと、T・O・H・O!TOHO東邦!と4度続きますよね。
 これが例えば沖縄の美里工業高校だと、応援のときは略して美工。なので、B・I・K・O!BIKO美工!と4つ続けます。

 このイニング!得点するぞ!という機運のときに各校が好むのも、戦闘開始というネーミングがあっているのも、そして最後に「打て!打て!打て打て打て!」と締めるのも、全てが球児たちの心を捉えて離さないのかも知れません。

2.「SUGAO MIX」 東京都:東海大菅生高校

 こちらは東海大菅生高校の応援歌。
 トランペットのリードから始まり、「ウォー!菅生!」と、気合と校名を歌うことで一気に盛り上がります。

 3文字の校名が一番しっくり来ますが、例えば「ウォー!お・き・しょー!」(沖縄尚学の略)と、各校のカラーと応援力が合わさって見事な繋ぎを聴かせてくれます。

 「打て!打て!〇〇(選手名)見せろよお前の力。チャンスを掴めよ、お前に任せた」
 先ほどの戦闘開始と同じく、打てというフレーズが続きます。
 やっぱりみんなの願いは、打って欲しいのです。

3.「アゲアゲホイホイ」 兵庫県:報徳学園

 今ではたくさんの高校が取り入れる応援曲になりました。
 元々は「サンバ・デ・ジャネイロ」。
 その音色に合わせて「アゲアゲホイホイ!もっともっとー!」という掛け声を上手く組み合わせていますよね。

 あと、校名が入らないので、どの高校でも門前が低く取り入れやすい応援歌と言えるのではないでしょうか。

 沖縄では「エッサエッサー!」が多いような気もしますが、元祖の「ハイヤハイヤー!」なども含め、これから先、この部分にオリジナルの掛け声が生まれてくるのかも知れませんね。

 浦添商業高校の「浦商サンバ」や「首里高サンバ」など、浦和学院高校からのサンバは毎年のように聞こえてきますし、全国レベルの西原高校のブラバンは、習志野高校の「美爆音」に負けない(盛り過ぎかな)くらい素晴らしいものです。

 僕個人的には「アフリカンシンフォニー」が大好き。
 もし自分が打席に立ったなら、これを流して欲しいと応援団に頼みます(笑)。

(文=當山 雅通

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プロフィール

當山 雅通
當山 雅通
  • 生年月日:1972/01/04
  • 出身地:沖縄県金武町生まれ。現在は沖縄市在住。
  • ■ 野球はもちろんだが、一番好きなのは球児たち。純粋で真っ直ぐな野球小僧を見ると自分のことのように嬉しくなる。
  • ■ 学生時代は、野球、サッカー、バドミントン、駅伝など多くのスポーツを経験。現在は、合計4チームの学童軟式野球チーム(主に4年生以下の低学年専属)を見てきており、やっぱり自分は野球が好きなんだなと実感。現在はオファーがなくコーチ業も休業中(笑)。だが10月に3歳になる三男坊が野球を始めたら、また復活する野望を隠し持っている(笑)夢は三男坊が甲子園へ連れて行ってくれることだが、まずは野球へ興味を持つようにしむけるようにと、現在悪戦苦闘中である(笑)
  • ■ 2012年より、高校野球ドットコムにて沖縄中心に情報配信
  • ■ 沖縄県の野球と題したブログCBスタジアムを運営
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