第50回 これをすれば失点は防げる! 明徳義塾(高知)の「一塁手守備練習」2019年09月15日

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【目次】
[1]実は難しい「一塁手の守備」
[2]一塁手の送球待機姿勢は「半身でグラブを地面に付ける」/「一塁手の守備向上」にこだわれば、強いチームが作れる

実は難しい「一塁手の守備」



馬淵史郎監督

 8月30日から韓国で開催された「第29回WBSC U18ベースボールワールドカップ」において悲願の世界一を目指した侍ジャパンU‐18日本代表は残念ながら5位という結果に。9月6日の韓国戦では2点リードの8回二死からミスで失点してしまい同点。そのまま延長タイブレークの末に敗れ、翌日のオーストラリア戦も落とし大会を終えてしまった。

 よって大会後には野手選考法を問題視する声も数多く上がった。中でも強く指摘されたのは選手たちが所属チームとは異なるポジションでのプレーを強いられた点。客観的に見ても先に記した失点につながるミスは、そのことが原因となったことは否めない。

 「普段と違うポジションをいきなりやらせるのは難しい。特に一塁手は遊撃手をできる身体能力だけでこなせるポジションではない。一塁手専門の守備練習を事前に少しでもやっておくことが必要なんや」

 

 甲子園通算51勝の明徳義塾(高知)馬淵 史郎監督も、代表チームにおける守備の重要性を指摘する1人。ここで出てきたキーワードは「一塁手」である。

 実際、馬淵監督は常に「三塁手より一塁手の方に守備がうまい選手をおく」持論を有しており、実際も明徳義塾の一塁手は例年、他校と比べても守備能力が高い。特に内野手の送球に対する捕球技術の安定性は全国屈指といっても過言ではない。

 ただ、そういった一塁手守備は一朝一夕にして出来上がるものではない。今回は秋季高知県大会を目前に控えた明徳義塾の練習から「一塁守備」に特化したメニューと一塁手の注意点を取り上げていきたい。

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明徳義塾 【高校別データ】

プロフィール

寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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