アメリカにもいる佐々木朗希級の逸材が!158キロ右腕・ロサリオはピッチング練習をほとんどしない??
9月3日、第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ5日目。アメリカ代表とスペイン代表の一戦は6回までスペインが3対2とアメリカをリードする展開に持ち込んだが、7回表、アメリカ代表が6点を入れて逆転に成功。8対3で逃げ切り、対戦成績を3勝1敗とした。
今回は5回途中からマウンドに登り、155キロを連発する投球を見せて計4回を投げて1失点の好リリーフ。最速158キロをマークする剛腕であるアレサンドロ・ロサリオ投手に話を聞いた。
最速158キロの剛腕はあまりピッチングをしない
アレサンドロ・ロサリオ
――まず今日の試合、ナイスピッチングでした。今の心境を聞かせてください。
ロサリオ投手 みんなが諦めないで、戦っていて、逆転勝利できたのはとても気分は良いです。
――今日は155キロ連発していましたけど、調子は良い感じですか?
ロサリオ コンディションは非常に良いです。ただ今日は後ろで控えている良い投手たちを信じて投げることができたのが、良いピッチングに繋がったんだと思います。
――変化球は何を投げますか?
ロサリオ 僕はツーシーム、カットボールを投げます。
――150キロを超えるロサリオ投手ですが、普段はどんな練習をされているのでしょうか?
ロサリオ 僕はあまりピッチング練習をしません。だけれど、ピッチングのメカニズムにはこだわっていて、それをよくするための練習を中心にやっています。ただメカニズムだけではなく、制球力を高めることも考えながら練習をしています。
――なるほど、そうなんですね。将来の夢はMLBでしょうか?
ロサリオ もちろんです。MLBに進んで、結果を残すことが僕の目標であり、夢です。
――そうなんですね。お忙しいところありがとうございました!
ロサリオ ありがとうございました!
(記事=河嶋 宗一)