念願だった日本代表。二刀流として大暴れを見せる!遠藤成(東海大相模)
石川昂弥(東邦)に次ぐ高校通算45本塁打を放ち、二刀流としても期待される大型プレイヤー・遠藤成。本荘由利シニア時代から二刀流として活躍を収め、東海大相模入学後から日本代表を目指して日々の練習に取り組んできた。
1年秋から投手としての出番が増え、2年春の選抜の聖光学院戦でリリーフとして出番し、初の全国デビューとなった。
さらなる飛躍を目指した2年夏は、大会直前に右手首を骨折してしまい、ベンチ外。その悔しさをバネに練習に取り組み、投打で才能を伸ばした。今では投手として最速145キロの速球と鋭い落差を見せるフォークを武器にする本格派右腕、野手としては高校通算45本塁打を記録する強打と、強肩を生かした遊撃守備が武器となった。
この夏の甲子園では近江戦で先発し、7.1回を投げて自責点0の好投を見せたが、打撃では2試合通じて8打数2安打に終わり、思うような活躍ができなかった。その分、念願の日本代表入りとなった今大会では活躍に燃えている。24日の駒澤大戦のダブルヘッダーでは2試合連続で適時打を放ち、木製バットでも力強い打球を打ち返している。遠藤は「木製バットでも違和感はないです」と準備万端。投打で高い才能を示し、日本の勝利に貢献していきたい。
(記事=河嶋 宗一)
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