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第7回 筑波大は選手1人1人にあった球数制限を導入して重大な怪我を防ぐ 筑波大・川村卓監督が指導者へメッセージvol.22019年09月11日

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【目次】
[1]筑波大は選手1人1人にあった球数制限を導入して重大な怪我を防ぐ
[2]勝つことと球数に気遣う事の判断の難しさ

 vol.1では筑波大学の川村卓監督が、大学野球における投手たちの現状を明かしてくれた。今回のvol.2では筑波大学が所属している首都大学野球リーグで導入されている球数制限制度を中心に話を深掘りしていった。

これまでの記事はこちら!
大学野球に進んだ投手で故障の経験がない投手はほとんどいない 川村卓監督(筑波大)が現状を語る vol.1

筑波大は選手1人1人にあった球数制限を導入して重大な怪我を防ぐ



川村卓監督

 筑波大が所属する首都大学連盟では2018年から球数制限が設けられており、以下のようなガイドラインとなっている。

【投球数ガイドライン】*罰則規定は設けない
1. 先発 1 戦目は投球数制限をしない
2. 2 戦目は前日 121 球以上投げた場合は、翌日 50 球までとする。
但し投球中に 50 球を超えた場合はイニング終了まで可とする。
3. 1戦目で 120 球以下の場合は連投を妨げない。
4. 雨天で 1 日あけた場合は、制限を設けない

このガイドラインが始まった経緯について川村監督は

川村監督(以下 川村) やはり、うちのリーグは他の連盟に先駆けて、選手を守る意味で、選手ファーストとして始めたんです。ひじや肩を守るためか、というのではなくて、うちの大学は月曜日に授業があるので練習はしないんです。土日しかやらない。それは選手が授業を受ける権利を侵さないようにするためで、そういった選手ファーストの一環として(球数制限は)やっています。

 それを機に、「選手をどう守るか」の科学的な意識が高まった。

川村 そうですね。うちのリーグを見ていただければわかるんですが、昔のように先発が連投するということはなくて、ガイドラインや罰則はないけれども意識をするようになったのが大きいかなと。

 ガイドラインで投手を守る意識がリーグ全体で高まり、投手のけがは減っていると実感する。

川村 ただ先ほど言いましたように、大学に来てから怪我をするというよりは、高校時代のけがを治してから、という発想の方が大きいんですよ。それに2年までを費やす、ということが結構ありますね。

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プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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