第13回 宇和島東高等学校(愛媛)【9年ぶり9度目】2019年08月02日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【地方大会戦歴】 第101回愛媛大会結果
【戦歴・選手名鑑】 宇和島東

宇和島東・秘密兵器携え21年ぶり夏聖地1勝へ!



応援旗の前で固い握手を交わす中村 時広・愛媛県知事と宇和島東・阿部 颯稀主将(3年・捕手)

愛媛大会の勝ち上がり
決勝 7対3 松山聖陵
準決勝 5対1 聖カタリナ学園
準々決勝 4対3 今治工
3回戦 5対0 帝京第五
2回戦 4対0 内子
1回戦 11対1 大洲農

 「第101回全国高等学校野球選手権愛媛大会」で9年ぶり10度目の大会優勝・9年ぶり9回目の夏・甲子園出場(1954年・第36回大会では愛媛大会優勝も北四国大会で敗退)を決めた宇和島東が、8月1日15時半より愛媛県松山市の愛媛県庁にて愛媛県代表校甲子園出場時の恒例行事となっている「愛媛県応援旗授与式」に臨んだ。

 授与式ではまず縦180センチ×横265センチ・スクールカラーの濃紺に染められた「愛媛県応援旗」が中村 時広・愛媛県知事から宇和島東・松本 耕太郎校長へ贈呈され、中村知事からは「宇和島東はノーシードから勝ち上がっているので、常にチャレンジャーとして戦えると思います。目の前の一戦を大事にして愛媛県代表としてがんばってほしい。昨年も済美が常に「愛媛県の豪雨災害の被災者のために元気を与えたい」という話をしてくれていたが、宇和島東もみんなの活躍で南予に元気を与えてほしい」と激励の言葉が。

 これに対し宇和島東・長瀧 剛監督は「大会前の練習試合では負けてばかりだったが、大会では1試合ごとに選手が成長してくれた」とノーシードから勝ち上がった愛媛大会を振り返り、主将・阿部颯稀(3年・捕手・西予市立宇和中出身)も「気迫をもったプレーで地域に元気を与えたい」と甲子園での意気込みを述べた。

 また、長瀧監督は中村知事らとの歓談中「愛媛大会では2人の投手が投げていたが、甲子園では1人投手を追加します」と「秘密兵器」の投入に言及。贈呈式後の単独インタビューでその人物が「春の県大会でも準決勝で投げたし、その後の練習試合でも明徳義塾相手に2失点完投したので、実力は判っている。2人の投手にも安心感を与えることができる」千葉ロッテマリーンズ・土居 豪人(松山聖稜卒1年目)の実弟・右スリークォーターから最速137キロのくせ玉を投ずる土居毅人(2年・宇和島市立城東中出身)であることを明らかにしている。

 また、阿部主将は贈呈式後「今までやってきたことの集大成、丁寧な野球を甲子園では見せたい。甲子園練習も20分間と少ない中で自分たちの武器にできるものをつかみたい」と3回目の出場だった1998年の第80回大会以来遠ざかっている21年ぶり夏の甲子園1勝・通算3勝目の獲得へ向かって全力を尽くすことを誓った。

 宇和島東は8月2日(金)午前、甲子園練習の20分間を実り多きものとするための反復練習を行った後、12時半すぎに学校を出発。3日(土)8時20分からの甲子園練習後、同日16時からの組み合わせ抽選会で対戦校決定を待つ。

 なお、宇和島東の甲子園登録メンバーは以下の通りとなっている。

他の49地区代表 出場校紹介コラムも読む

※ベンチ入りは18名となります。

登録選手

背番号氏名学年ポジション身長体重
1舩田 清志2投手17061
2阿部 颯稀3捕手17160
3赤松 拓海2一塁手17490
4東海林 佑亮3二塁手16660
5兵頭 仁3三塁手16975
6小島 壮太3遊撃手16167
7中村 紘大3左翼手16957
8村上 裕一郎3中堅手18178
9森田 武尊3右翼手17181
10山内 経雅3外野手16757
11清水 健太3投手17576
12水内 奏汰2捕手17364
13土田 大成3内野手17570
14中島 大斗2外野手17578
15中村 流3内野手17162
16土居 毅人2投手17558
17小野 智弘2外野手17167
18和田 真虎2投手18081
[/p
この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第88回 甲子園ブラバン新神曲・國學院久我山「一本」誕生秘話  ~「歌」と「歌詞」の魅力を発揮させた「神曲」~【高校野球コラム】
第64回 今年の甲子園は奥川恭伸など好投手だけではない!甲子園で大活躍を見せた井上広大、藤田健斗、木下元秀の将来性に注目!【101回大会特集】
第964回 【第101回選手権大会総括】星稜vs智辯和歌山で炙り出された今大会の象徴【大会展望・総括コラム】
第61回 夏の甲子園、大阪勢としては初の連覇だが通算14回目の優勝は圧倒的 ~令和最初の優勝が履正社で、大阪勢の2強新時代を形成か~【101回大会特集】
第61回 2019夏・甲子園出場校応援曲ベストナイン【101回大会特集】
第1030回 岸 潤一郎(明徳義塾出身)高校野球は「必死にやる楽しみを味わえる3年間」 【2019年インタビュー】
第1029回 甲子園練習に参加した女子マネージャー首藤桃奈さん 当時の心境と将来の夢 【2019年インタビュー】
宇部鴻城vs宇和島東【第101回全国高等学校野球選手権大会】
第1026回 プロ注目の遊撃手・韮澤雄也(花咲徳栄)が語る春から打撃、守備の意識の変化 【2019年インタビュー】
第1025回 奥川恭伸(星稜)高校最後の甲子園へ想いを語る 「今までやってきたことを全て出し切る」 【2019年インタビュー】
今治西vs宇和島東【愛媛県 2019年春の大会 平成30年度春季四国地区高等学校野球愛媛県大会】
第887回 中国地区屈指の速球派・三奈木亜星(山口東リトルシニア)。高校でもスターの道へ 【2019年インタビュー】
西条vs宇和島東【愛媛県 2018年秋の大会 愛媛県秋季大会】
今治西vs宇和島東【愛媛県 2018年夏の大会 第100回選手権愛媛大会】
済美vs宇和島東【愛媛県 2018年春の大会 平成30年度春季四国地区高等学校野球愛媛県大会】
四国発
今治北 【高校別データ】
宇和島東 【高校別データ】
愛媛大附 【高校別データ】
小松 【高校別データ】
西条農 【高校別データ】
津島 【高校別データ】
長浜 【高校別データ】
北条 【高校別データ】
三島 【高校別データ】
吉田 【高校別データ】

プロフィール

寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム