第62回 令和最初の甲子園は履正社が優勝!ベストナインを発表!2019年08月22日

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 第101回全国高等学校野球選手権は、履正社の優勝で幕が閉じた。大好評のベストナインを発表!

第101回全国高等学校野球選手権ベストナイン



ドットコムが選ぶベストナイン ※写真一部=共同通信社

ベストナイン 
投手 奥川 恭伸星稜
捕手 藤田 健斗中京学院大中京
一塁手 近藤 遼一八戸学院光星
二塁手 中里 光貴仙台育英
三塁手 大栄 陽斗仙台育英
遊撃手 松浦 佑星富島
外野手 福田 真夢 (作新学院
外野手 細川 凌平智辯和歌山
外野手 井上 広大履正社

 星稜奥川 恭伸は初戦の旭川大高戦の94球完封から始まり、智辯和歌山戦の延長14回165球23奪三振の熱投もみせた。ピッチング内容はまさにドラマティックで、決勝こそ履正社打線に打たれたものの、準決勝までは防御率0.00と圧巻の成績を残し、今大会の主役となった。

 捕手は中京学院大中京藤田 健斗を選出。今大会は多くの好捕手がいたが、準決勝まで打率5割を残した打撃内容と、守備内容含めて今大会一の捕手として評価したい。

 一塁手の八戸学院光星近藤 遼一は、2回戦、3回戦と2試合連続本塁打。さらに14打数9安打。2本塁打7打点、打率.643と、青森大会6本塁打の打撃は本物だった。泥臭い一塁守備も光り、文句なしの選手である。

 二塁手の仙台育英中里 光貴は、二桁安打到達した巧打のセカンドだ。思い切りのよい打撃スタイルに加え、バッティングのメカニズムを見ても手打ちではなく、腰を使ってしっかりと振り切ったスイングで高レベル。さらに、走塁、守備のレベルも高い。今大会、二塁守備が上手い選手が多かったが、打撃、守備、走塁の総合力の高さから中里を選出した。

 三塁は、投手を兼任する仙台育英大栄 陽斗。三塁守備はスピーディで、打撃も15打数10安打6打点と毎試合安打を記録。打撃のレベルが非常に高く、投手としても143キロの速球と、高速変化球を武器にする好投手だった。

 遊撃手で選出した富島松浦 佑星は、初戦敗退となったが、遊撃守備という点では今大会のショートではナンバーワンだった。一歩目の速さ、深い位置からダイレクトでも刺せる強肩、ポジショニングの良さ、周りへの声掛け。すべてがほかの遊撃手と比べても抜きん出ていた。そして、走塁技術も高く、敦賀気比戦では鮮やかなホームスチールを決め、観衆を沸かせた。前評判以上のパフォーマンスを発揮してくれた。

 外野手では、作新学院福田 真夢は1番打者として、筑陽学園戦で初球安打など、相手投手の出鼻をくじく打撃に加え、3盗塁を記録した積極的な走塁は見事だった。さらにレフトからの返球を見るとなかなかの強肩。ああいう1番打者がいたら、嫌だよねと思わせる選手だった。

 智辯和歌山細川 凌平は打率.429を記録。奥川 恭伸から安打を放ったように、どの投手でもフォームを崩さず打てる強さがある選手で、バッティングのメカニズムの良さ、反応力という点では、来田 涼斗明石商)を上回っている。センターの守備、走塁も高レベルで、選出に至った。来田と競いながら伸びていってほしい。

 履正社井上 広大は、今大会14打点を記録。187センチ94キロと日本人離れした体格を生かした修正力が高い強打はほかのスラッガーもぜひ参考にしてほしい打撃スタイル。強肩でもあり、文句なしの選出だ。

文=河嶋 宗一

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第101回全国高等学校野球選手権大会

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藤田 健斗(中京学院大中京) 【選手名鑑】
細川 凌平(智辯和歌山) 【選手名鑑】
松浦 佑星(富島) 【選手名鑑】
作新学院 【高校別データ】
星稜 【高校別データ】
仙台育英 【高校別データ】
智辯和歌山 【高校別データ】
中京学院大中京 【高校別データ】
富島 【高校別データ】
八戸学院光星 【高校別データ】
履正社 【高校別データ】

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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