第40回 コントロール重視で150キロを出すまでになった池田陽佑(智辯和歌山)の確固たるプロセス2019年08月14日

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【目次】
[1]近畿大会の敗戦が池田陽佑を飛躍させた
[2]ライバル・奥川恭伸に投げ勝ち、日本一へ

ライバル・奥川恭伸に投げ勝ち、日本一へ



池田陽佑(智辯和歌山)

 また打撃でも2試合で4安打の活躍。池田自身も驚きの結果だが、光ったのは7回表の二塁打だ。「ぎりぎりで危なかったです」と冷や汗をかいたが、投手でも猛然と二塁を目指す走塁は普段の練習の成果が出ている。
 「チームでは走塁に力を入れていて、主将の黒川が投手もしっかり走れ!と指摘してくれるので、そのおかげだと思います」

 池田の二塁打から始まって、7回は智辯和歌山のビッグイニングとなった。

 7対1で勝利した智辯和歌山は、3回戦で星稜との対戦が決まった。星稜のエース・奥川 恭伸の154キロを池田は試合前に控室の映像で見ていた。
 「奥川君が登板した時、ずっと見ていましたよ」

 やはり同じ速球投手として、奥川は意識する存在だ。池田は150キロを出したことは嬉しさを感じつつも、悔しさも同時に味わっていた。
 「自分が150キロを出して、甲子園球場からすごい歓声が沸いたとき、嬉しかったんですけど、奥川君の場合は、1球目はざわつきますけど、その後も当たり前のように150キロ以上を連発するので、ざわつかないじゃないですか。それがすごいんですよね。なんか悔しさを感じました」

 そう話す池田の姿を微笑ましくも感じるが、よく考えれば、奥川も、池田もすでに高校生離れした高次元のレベルに達している。
 16日に実現する智辯和歌山vs星稜の3回戦は、150キロ右腕の対決としてハイレベルな投手戦が繰り広げられるだろう。奥川に負けじと、気合の入った池田のピッチングに注目したい。

(記事=河嶋 宗一

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智辯和歌山 【高校別データ】

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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