大村工(長崎)打撃のチームの真髄に迫る!【特別編】
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ライバルに勝つため、真逆のチーム作りに取り組む!
高比良 俊作監督(大村工)
毎年、打撃のチームを作ってくる大村工、その意図について高比良 俊作監督は、県内のライバル校の存在を上げた。
「近くに創成館がありますので、やっぱり創生館に1点ずつ取っても勝てないので、まとめて3.4点取るような野球をしない。そういうところで、うちはもう打のチームで(行きます)。創成館を意識して、真逆のチームを作ろうと思っています」
では、練習内容はどのようなものなのであろうか?
実は特別な練習はしていない、基本的にはきちんとバットを振る、そして野球の動きの中できちんと筋肉をつけていく。というシンプルなものだ。
だが、フリーバッティングを見るとそれぞれのゲージで選手が次々に快音を響かせていく。その背景には、選手が十分な量のバットを振っていることがあるだろう。
フリーバッティングをする大村工
冬場は1日2000本近くバットを振り、今も毎日1200本は振り込んでいる。これこそが、大村工の打力を支えている部分だろう。
食トレにも力を入れている。食事は、1.8 L の弁当箱にご飯を詰めて、それを1日で完食する。食事で体を大きくして、必要な筋肉は野球の動きの中でつけていく。そして十分な量のバットの振り込み。これこそが、大村工の強さの秘密だろう。
(文:田中 実)
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