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[1]春季東京都大会でベスト16で夏のシード権を獲得
[2]「小松川旋風」を巻き起こしたい/ボトムアップ方式を取り入れて選手が主体的に

春季東京都大会でベスト16で夏のシード権を獲得



都立小松川(東京)の集合写真

■この夏は同校初のシード権を獲得

 春季東京都大会でベスト16に進出し、同校初の夏のシード権を獲得した都立小松川。チームは現在、3年生10名、2年生8名、1年生5名の計23名で活動しており、グランドはレフト側のスペースが手狭であるが、ゴロ打ちやバントなどの実践練習を多く取り入れて工夫した練習を行っている。

■自主練習を重視し、それぞれの課題を克服する

 そんな都立小松川野球部の今年のチームのウリは、「お互いを褒め合える、先輩後輩の関係であっても指導者に対しても思ったことを伝えられる、どんな状況でも楽しんで野球が出来る」の3つだ。練習では自主練習が非常に重要視されており、選手それぞれが常に自分に足りていないところを徹底的に練習している。

■「ボトムアップ」のチームへ

 新チームがスタートした際は、「どうしたら野球を楽しめるか」をチームで考えた結果、自分たちで主体的に取り組む「ボトムアップ」のチームのスタイルで戦っていくことを決意した。
 またオフシーズンのトレーニングでは数値目標を設定して、笑顔を絶やさぬようにトレーニングを重ねてきた。こうした取り組みが、春のベスト16へと繋がっていったのだ。

■課題と目標が生まれた日大三戦

 だがそんな中で、春季大会では非常に印象に残る負けも経験した。昨夏の第100回選手権大会ベスト4の日大三との対戦だ。4回戦まで勝ち進んで都立小松川だったが、5回まで互角の戦いをみせるものの、後半にスタミナが切れて一気に大量失点。悔しさを経験すると共に、夏への目標も出来た。
 春季大会での敗戦を踏まえて、現在は打撃力を上げて打ち勝つ野球を目指して野球に取り組んでいる。

■この夏の注目選手!

 ここからはチームの主力選手を紹介していく。ここまで活躍を見せた選手として名前が挙がったのが、水野凛叶、大関零、松村元紀、森瀬勇希、武者智英の5人だ。
 まず水野は出塁や打点のにおいてチームに貢献し、大関は堅守と長打が持ち味の選手だ。また松村は投手としてチームを牽引して俊足も併せ持ち、森瀬は本塁打を打てる打撃が魅力だ。リーダーシップが持ち味である武者は、ここまでチームの精神的な支柱となっており、夏も彼らの活躍に期待が懸かる。

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