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[1]投手中心の守備を強みに狙うは25年ぶりの岐阜の頂点!
[2]積極性ならどこにも負けない!/3投手を中心に25年ぶりの甲子園へ!

投手中心の守備を強みに狙うは25年ぶりの岐阜の頂点!


■120年を迎えようとする超伝統校

 3年後には創立120年を迎える超伝統校の大垣商は岐阜県大垣市に学校がある。総合ビジネス科、会計科、情報科の3つを設置しているだけではなく定時制の学校も夜間に開校している。

 野球部は過去に春夏合わせて3度の甲子園出場経験を持っており、昨夏は岐阜大会の決勝まで勝ち進んだ実力校。そんな大垣商の令和元年の夏にかける思いに迫った。

■全員が同じ方向に進む

 現在は3年生27名、2年生23名、1年生26名の計76名という大所帯で活動している大垣商。今年は“甲子園ベスト8”を目標に打ち立てて日々練習に励んでいる。そんなチームの主将を任されている内藤由亘に新チーム結成時のことを伺うと、「まずは1年間自分たちがやり切る、決め事を決めました」と語る。大人数が1つの方向を向くための指標を打ち立てるところからチームは始まった。

 そして夏休みが明けて迎えた秋、西濃地区予選を勝ち上がった大垣商は県大会へ。初戦の大垣東を破るも、2回戦で県立岐阜商との強豪同士の対決で3対5で惜敗。課題を残してオフシーズンに突入することとなった。

■夏への宿題を見つけられた春の大会

 冬の期間は夏の大会を見据え、「夏戦える体力を作ることをテーマに練習をしてきました」と振り返る。なかでも10メートルごとにマーカーを置き、そこで腕立て伏せをする際に胸を地面につけ、終わったら走るの繰り返しを100メートル行う、“胸つけロング走”で全身を鍛え上げた。

 こうして心身ともに一回りも二回りもたくましくなった大垣商。そして春の西濃地区予選でその実力を発揮。勢いそのままに県大会も順調に勝ち上がり、準々決勝までくる。ベスト4をかけて戦ったのは大垣日大。この試合について内藤主将は、「先制することに成功して、2対1とリードしていたにもかかわらず9回に逆転を許し、準決勝進出を逃しました。その試合、最終回の先頭バッターだった自分はサードゴロに倒れ、後続も簡単に抑えられてしまい自分たちの実力不足を痛感しました」と悔しさをにじませた。

■課題は後半の試合運び

 また、後半の強さが格上と戦うために必要だと認識した大垣商は、夏に向けて“もっと強く”というテーマを掲げ、
・後半の勝負強さやチャンスの場面で1本出すこと
・1点の取り方
の2つを課題に据えて準備を進めている。

 そんな大垣商をここまで牽引してきたのは、ボールのスピードや切れ、さらにコントロールで打者を圧倒してきた富田蓮と塩屋拓未の両投手。守備では息の合った華麗なプレーで攻守を連発する石原輝と酒井聖矢の二遊間コンビ。そして攻撃陣では、柴田幹哉、田中怜児、内藤主将が中心となってきた。

■Wエースを中心に岐阜を勝ち上がる!

 そしてこの夏は回転数2,500を誇る好投手・富田と最速142キロの塩屋のダブルエースが活躍に期待がかかる。内藤主将は「完投、完封をしてくれることを期待しています」とメッセージを送った。

 「甲子園ベスト8という目標を達成し、3年生にとって最高の夏にします」と最後に意気込みを語った内藤主将。昨夏を経験する富田、塩屋、青木の3投手を中心にした投手力、石原を中心にした守備、そして積極的なバッティングで岐阜の頂点を目指す。

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