明石南(兵庫)「粘り強く9回まで戦う姿勢を大切にして、楽しんで力を最大に発揮する」
春は持ち味の守備が崩れての敗戦だった
集合写真
■運動部のレベルは県内の公立校で常に上位
兵庫県明石市に校舎を構え、「明南(めいなん)」の愛称で親しまれている明石南。運動部のレベルは県内の公立校で常に上位に位置しており、硬式野球部だけでなく、陸上競技部やウエイトリフティング部、水泳部など多くの部活が全国大会への出場実績を持っている。
■第61回全国高等学校野球選手権への出場実績
硬式野球部はかつて第61回全国高等学校野球選手権への出場を果たしており、現在は2度目の甲子園出場に向けて練習に打ち込んでいる。部員は3年生21名、2年生14名、1年生16名の計51名(マネージャー含む)で活動しており、学校の規則により19時に完全下校となってるいため、集中して練習に取り組んでいる。
■「しんどくなってからのもう1本、もう1回」を大切に
今年のチームがスタートした際には、先輩方の戦績(ベスト8)を超えることを目標に掲げ、チームのウリである「攻撃のつながり、投手力、守備の堅さ」の3つを武器にここまで戦ってきた。
秋季兵庫県大会では播淡地区予選で敗れ、大きな悔しさを味わったが、オフシーズンでは「しんどくなってからのもう1本、もう1回」を大切にしながらトレーニングに打ち込み、春季兵庫県大会でのベスト8に繋げることが出来た。
■春は持ち味である守備が崩れての敗戦
春季大会ではベスト8進出を果たしたが、決して満足はしていない。準々決勝の東洋大姫路戦では、チームの持ち味である守備が崩れての敗戦だった。以降は、守備の確実性の向上をテーマに掲げて、1点の取り方を意識しながら練習に取り組んでいる。夏の結果に繋げていきたいところだ。
■ここまで活躍を見せた選手は?!
今年のチームで、ここまで活躍をみせてきたのは河口昂史だ。河口は試合への出場機会こそ少ないが、常にチームのための声掛けを新チーム結成以来、ずっと続けている選手だ。
また田口航真に懸かる期待も大きい。田口は身長が高くないことを長所に感じており、打席ではその身長を活かしてギリギリのボールは振らずに見極めるなど、出塁への意識が非常に高い選手だ。
彼らの活躍が、夏の上位進出のカギを握っていると言える。
楽しんで力を最大に発揮できる夏に
トレーニングの様子
ここからは明石南の碓永莉己主将と岡本啓副主将に話を伺います!
Q.夏へ向けて見つかった課題を教えてください
碓永:確実なプレーをすることです。
岡本:劣勢になった時の声です。
Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください
碓永:2年の夏に琴丘戦で負けたことです。
岡本:昨年の秋季大会で社に敗れたことです。
Q.応援する方々へ自分のここを見てほしい、というアピールポイントを教えてください!
碓永:バッティングとピッチングを見てほしいです!
岡本:フルスイングを見て欲しいです。
Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?
碓永:流れに乗った時の打線です!
岡本:勢いに乗った時の打線の爆発です!
Q.この夏に向けた熱い意気込みをお願いします!
碓永:楽しんで力を最大に発揮できる夏にします!
岡本:個人としてもチームとしても力を最大に発揮できる夏にします!
碓永主将と岡本副主将、ありがとうございました!
51名で少しでも長い夏に
ここからは明石南の永添努監督にお話を伺いました
Q. 今年のチームは結成時から夏に向けてどんなチームを目指しましたか
粘り強く9回まで戦う姿勢を大切にしてきました。落ち着いた試合運びができることが、3年生を中心としたこのチームの強みです。夏は粘り強く戦いたいです。
Q. 最後の夏に燃える3年生や部員たち皆様へのメッセージをお願いします
碓永を中心にやってきた51名で、少しでも長い夏にしましょう!
永添監督、そして明石南野球部の皆さん、ありがとうございました。
今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!