第46回 十和田(秋田)「部員16名が1つとなって、十和田高校の名を秋田に轟かせる!」2019年06月27日

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[1]優勝して、秋田の高校野球界の歴史に名を残す
[2]地域の方々とともに甲子園へ!/誇りを持って、夏の勝利をとりに行く!

優勝して、秋田の高校野球界の歴史に名を残す



十和田野球部

■地元への親近感を持たせる授業カリキュラムがある

 秋田県鹿角市に所在する公立の高等学校十和田高校。設立は1943年で70年以上の歴史を持つ。

 そんな十和田では5年前より“かづの学び”と呼ばれる地域の自然や文化、そして産業を学ぶプログラムがある。こうした学習を通じて地元のことを知るだけではなく、地域の良さを発信していくことに狙いを置いている。

■人数が少ないなりに工夫して練習する

 野球部の部員は3年生2名、2年生4名、1年生10名の計16名で活動。うち4名のマネージャーがいるため、選手は12名だ。3年生2名で2年生4名のため、入学したばかりの1年生もスタメンで試合に出場する。グラウンドは野球部専用のグラウンドがあり、練習が広々行えるが、校舎から離れているため、校舎内のトレーニングルームと野球場をうまく併用して練習している。

 そんな十和田のセールスポイントの一つとしてスマホを使うことがある。動画を撮ってもらうことによって、自分の姿をその場で確認でき、分析することができる。またたくさんの練習メニューからその日、その時の自分に合った練習を行い、自分の意見を他の人たちと話して共有し合い、新しい発見をすることができることも強みだ。

■目標は甲子園へ行くこと

 「人数が少なかったのでやりたい練習もできなくて、最初はつらかったです。しかし、自分たちで少ないなりの練習をして、ほかの高校ではできない練習をすることができました」と語るのは主将の斉藤蓮だ。

 新チーム結成時は、人数が少なくても応援される、期待されるチームを目指してスタートした。しかし最初は連合チームで戦っていたために、試合をする機会が少なかった。その中でも、「試合ができることにありがたみをもてましたし、実際試合をやってみて、一緒にプレーしたことのないメンバーとともに試合をすることに難しさを感じながらプレーできました」と斉藤主将は振り返る。

 そんな彼らの目標は甲子園出場だ。その目標のために現在は一人ひとり先輩・後輩関係なく話し合い、その内容を共有して個人もチーム全体も高めあうことをテーマに練習に打ち込んでいる。

 最後に「甲子園に出場して十和田高校の名前を秋田に轟かせる」と意気込みを口にした斉藤主将。16人が1つとなって秋田の夏を熱くする。

■ここまで活躍した選手、そして夏のキーマン

 ここまでチームを引っ張ってきたのは2年生の豊田駿平選手だ。豊田選手は半年間ホームランを打つ練習を行い、今年の公式戦でレフトスタンドにホームランを打つなど大きく成長した。この夏のホームランにも期待したいところだ。

 さらに澤田慶吾、藤田大樹の2人も伸びしろが計り知れず、まだまだ成長する可能性を秘めた2人。斉藤主将は、「豊田とともにホームランを打てるようになることを期待しています」とコメントを残した。

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