千葉学芸(千葉)「毎日の生活・野球にこだわりを持ち、初の甲子園出場を目指す」
秋の悔しさを糧に春はベスト8進出
主将の廣田玲二
■春季千葉県大会ではベスト8に進出
千葉県東金市に校舎を構える千葉学芸。卒業生にはプロゴルファーの池田勇太がいるが、野球部も負けていない。春季千葉県大会ではベスト8に進出し、夏へ大きな期待を持たせる結果を残した。チーム目標は「甲子園出場」であり、チーム目標に向けて日々実力を磨いている。
■安定した投手陣、1年生の3、4番を中心としたの打撃力がウリ
チームは現在、3年生9名、2年生23名、1年生35名の計67名で活動している。野球部専用の練習スペースで練習に取り組んでおり、「安定した投手陣、1年生の3、4番を中心としたの打撃力」というチームの強みを身に付けた。
■秋季県大会では公式戦で勝つ難しさを学ぶ
新チームは、前チームの主力が多く残る中でのスタートとなったが、秋季県大会では1回戦で柏南に2対3で敗れ、大きな悔しさを経験した。チームをまとめる廣田玲二主将は、「数多くのチャンスを作りながらもあと一本が出ず、公式戦で勝つ難しさを学んだ」と秋季大会を振り返った。
■春季県大会ではベスト8進出!
秋季大会の結果を受けて、冬場のトレーニングでは「1回戦敗退の悔しさを春にぶつける」といった思いで、トレーニングに励んできた。その甲斐もあり、春季大会では並みいる強豪を倒してベスト8進出。
準々決勝では、専大松戸に1対5で敗れたが、「1つのミスで負ける」ことを改めて痛感し、悔しいながらも非常に良い経験が出来た。
■ここまで活躍を見せた選手は?!
今年のチームで、ここまで際立った活躍をみせてきたのは中上晴斗、佐々木拓斗、鎌田稜、小芝永久の4名。
中上と佐々木はここぞという場面で、タイムリーを放つなど勝負強さが際立ち、また鎌田と小芝も相手が強豪校であっても3点以内に抑えることが出来る投球が持ち味だ。夏の活躍にも大きな期待が懸かる。
チャレンジャーとして初の優勝を目指す
副主将の鎌田稜
ここからは千葉学芸の鎌田稜副主将と佐野雅治副主将に話を伺います!
Q.夏へ向けて見つかった課題を教えてください
鎌田:外野手の守備力です
佐野:自分も外野手の守備力だと思います。
Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください
鎌田:春季大会で創立以来初のベスト8に進出したことです!
佐野:1年生の時に部員14人で専大松戸に勝ったことです!
Q.応援する方々へ自分のここを見てほしい、というアピールポイントを教えてください!
鎌田:コントロールが良く、テンポの良いピッチングです!
佐野:私たちには技がないので、全力で声を出し「心」で勝つところです!
Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?
鎌田:投手陣のコントロールが良く、四死球が少ないところです!
佐野:グランドに出たら上下関係なく、野球のプレーを指摘するところです。
Q.この夏に向けた熱い意気込みをお願いします!
鎌田:私たちはチャレンジャーです!1試合1試合を全力で戦い、初の優勝を目指して頑張ります。
佐野:初優勝して優勝旗を持って帰りたいです!
鎌田副主将と佐野副主将、ありがとうございました!
勝敗だけでなく常に感謝の心を忘れない
ここからは千葉学芸の高倉伸介監督にお話を伺いました
Q. 今年のチームは結成時から夏に向けてどんなチームを目指しましたか
とにかく、毎日の生活・野球にこだわりを持って取り組むことを徹底してきました。こだわりを持つということは、常に全力で・諦めない・自分の長所を伸ばし、短所を改善できるよう考えて取り組むことだと選手には伝えてきました。
選手には、それぞれに役割を与え、責任感を持たせて日常生活や練習に取り組ませています。その結果、少しずつではありますが、隙が少ない、諦めないチームに成長してきたと思います。
選手権大会では、勝敗だけでなく常に感謝の心を忘れないで全力プレーをさせたいと思います。指導者・選手ともに覚悟を持って大会に挑みたいと思います。
Q. 最後の夏に燃える3年生や部員たち皆様へのメッセージをお願いします
結果はどうなるかだれにもわかりませんが、勇気を持ち、覚悟を決め、後悔のない試合をしてください。
高倉監督、そして千葉学芸野球部の皆さん、ありがとうございました。
今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
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