岡山学芸館(岡山)「走力と堅守を武器に、チャレンジャー精神で創部初の甲子園一勝を目指す!」
創部初の甲子園一勝を勝ち取る
岡山学芸館の選手たち
■3つのセールスポイントで甲子園へ
岡山県岡山市に位置する岡山学芸館高校。甲子園出場経験もあり、野球専用のグラウンドがあり、寮もすぐ隣にある。また時間制限はあるもののナイター設備も整っており、設備は十分である。そんな岡山学芸館はチーム力、粘り、走力の3つのセールスポイントで甲子園に出場し創部初の甲子園一勝を目指す。
■悔しさの残った春
現在、3年生25名、2年生33名、1年生31名の89名で活動する岡山学芸館。
「チーム全員で勝ちに行くことをテーマにして来ました。ただ、新チーム当初は長打力がなかった為、振り込みに時間を割いて、長打力の向上に努めてきました」と主将の好田凌は振り返る。そんなチームは春に悔しい思いをした。春季県大会のおかやま山陽戦だ。先制して、優位な状況で試合を進めていたが、後半になるにつれて、気が緩み9回表に逆転された。その時に、チーム全体で甘さが出た結果だと感じた。
■夏へ向けて!
オフシーズン中はグラウンドの中を常に活気づけ、どんなメニューにも声を出し、明るく練習に取り組んだ。また、諦めそうな選手に対して、全員で声をかけることで、200メートルをタイム付きで6セット~10セット走るメニューなどのきつい練習をチーム全員で乗り切ってきた。
現在は夏に向けて挑戦者という気持ちで厳しい練習やトレーニングに取り組んでいる。そんなチームを引っ張ってきたのは1年生からベンチに入っている経験を活かし、試合中に的確な指示を出す。そして打撃面では、ここ一番の勝負強さがあり、長打力や小技もでき、チームに欠かせない存在である知念大輔だ。また夏の大会では、昨年の夏の決勝戦にスタメンで出場し、チームで足が一番速くセカンドゴロを安打にする事ができる、経験豊富な金城祐太や長船滉大に期待がかかる。
■全国での1勝を全力で目指す!
この夏に向けて、「どんな局面でも明るい雰囲気で戦い、一番長い夏にします」と意気込んだ好田主将。チームのウリである、
・チーム力
・粘り
・走力
の3つを武器に甲子園で1勝を全力で掴みに行く。
一戦必勝で一番長い夏にする!
Q.夏へ向けて見つかった課題を教えてください
中:接戦を勝ちきれないことと、ここ一番の集中力です。
金城:試合後半にかけての体力と集中力です。
Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください
中:部員全員で行った沖縄遠征です。
金城:昨年の夏の決勝戦です。自分の力の無さを一番感じた、悔しい試合でした。
Q.応援する方々へ自分のここを見てほしい、というアピールポイントを教えてください!
中:守備力の高さです。
金城:スピード感のあるプレーと冷静さを見て頂きたいです。
Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?
中:選手同士の仲と、チームワークがいい所です。
金城:個性的な選手が多く、一体感があるところです。
Q.この夏に向けた熱い意気込みをお願いします!
中:一戦必勝で一番長い夏にします!
金城:やってきた事を全て出し切って、悔いの無い夏にしたいです。また、後輩に一つでも多く、いい伝統を残してあげたいです。
中選手、金城選手ありがとうございました!
チームの強みは、走力と堅実な守備!
ここからは岡山学芸館の坂本有佑コーチにお話を伺います!
Q. 今年のチームは結成時から夏に向けてどんなチームを目指しましたか
例えヒットが出なくても得点出来る、どの選手が塁にいてもスチールなど足を絡めた攻撃ができるチームを目指して、力を注いできました。ですので今のチームの強みは、走力と堅実な守備です。
Q. 最後の夏に燃える3年生や部員たち皆様へのメッセージをお願いします
力がないと言っていた学年でしたが、部員全員で問題などを解決し、日々前進してきました。現在も、決して強いチームではありませんが、これまでの苦労や厳しい練習に耐え抜いた精神力で目の前の敵から逃げる事無く、戦ってもらいたいと思います。
坂本コーチ、そして岡山学芸館高校の皆さん、ありがとうございました!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!