Column

三条(新潟県)「春準優勝の勢いで、夏は何が何でも甲子園へ!」

2019.06.12

持てる力をすべて出し切り、新潟の頂点へ!


整列へ向かう三条ナイン

■バスケットボール部は全国制覇を3回経験!

 今春の新潟県大会で準優勝に輝いた三条は、創立110年を超える伝統校。部活動を見ると、過去に男子バスケットボール部がインターハイでの優勝を3回経験している強豪である。

■悔しさと課題が残った秋

 まず新チーム結成時のことを主将の井上大輝選手に聞くと、「相手を圧倒できる力をつけて強豪に勝つ」ことをテーマにスタート。しかし秋は県大会の2回戦で実力校・帝京長岡に1対4で敗戦。上位進出とはならなかった。

 その後、2018年シーズン最終戦に組まれた福島の名門・聖光学院との試合のことを井上選手は語ってくれた。
 「1対27で敗れたのですが、どこに投げても打たれました。打球は簡単に外野を超えますし、打球が速いのでエラーも増えてしまい大変でした」

■現在の課題

 苦い経験を糧に三条はオフシーズンに、体力と打力の強化を実施。その成果が春の県大会準優勝という形で実を結んだ。

 現在は3年生17名、2年生8名、そして1年生19名の計44名が活動。目標である甲子園出場を目指して、チャンスでの1本と確実にアウトを重ねることをテーマにおいて練習を重ねる。

■チームの主力選手と夏への意気込み

  ここまでチームを支えてきたのは、頼れるエース・丸山尊仁。日々成長を続けたエースの姿に落ち着きがある、と井上主将は話す。

 しかし夏に向けて丸山だけではなく、加藤禎孝井上颯大長谷川聡太、小林丈一郎、そして関川達也の台頭にも井上主将は期待を寄せている。

 そして井上主将自身は自慢の長打力で「夏はホームランを連発し、チームを勝利に導く1本を打ちます」と意気込みを語った。

 一発勝負の夏に持てる力をすべて出し切って勝てるよう、三条は今この瞬間もボールを追いかける。

[page_break:チームの主力選手が語る夏への意気込み]

チームの主力選手が語る夏への意気込み


三条の集合写真

 ここからは三条高校の長谷川聡太選手、加藤禎孝選手にお話を伺いました。

Q.夏へ向けて見つかった課題を教えてください

長谷川:低め、そして内と外の制球力です。
加藤:速球に負けないスイングとゲッツーの精度です。

Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください

長谷川:秋の大会で先頭打者ホームランを打ったことです!
加藤:去年の夏の大会の2回戦・中越戦です。

Q.応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください!

長谷川:ランナーが3塁にいるときのバッティングです!
加藤:全力プレーです!

Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?

長谷川:ここぞの集中力と打力です。
加藤:チームの明るさと集中力があるところです。

Q.この夏に向けた熱い意気込みをお願いします!

長谷川:目標は甲子園なので、その目標を絶対に達成するために、場面に応じた仕事を完璧にこなせる選手になります!
加藤:新潟を制して笑っておわれる夏にしたいです!

 長谷川選手、加藤選手ありがとうございました。

何が何でも甲子園へ!

  ここから三条の平澤周太郎監督に話を伺います。

Q. 今年のチームは結成時から夏に向けてどんなチームを目指しましたか

 意欲とリーダーシップにあふれる選手ばかりのチームを目指してきました。

Q. 最後の夏に燃える3年生や部員たち皆様へのメッセージをお願いします

 高校野球は夏に強いチームが強い。その夏勝つために今までやってきました。新潟を勝ち抜いて何が何でも甲子園にいこう!

 平澤監督、そして三条高校の皆さんありがとうございました!

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今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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