第21回 早稲田佐賀(佐賀)「節目の年に新たな伝統を作れる夏にする!」2019年06月17日

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[1]2年ぶりの甲子園で初勝利を!
[2]甲子園初勝利を掴みとる/まずは自分に負けず、乗り越えて相手に挑んで欲しい

2年ぶりの甲子園で初勝利を!



ロングティーをする早稲田佐賀の選手たち

■創部8年目での初の甲子園を知る最後の世代

 佐賀県の早稲田佐賀高校は2年前に創部8年にして初の甲子園に出場。一回戦で宮崎の聖心ウルスラに2対5で敗戦するも歴史に名を残した。今年の3年生は甲子園での喜びも悔しさも知る最後の世代。何としてもこの世代での甲子園初勝利を掴み取りたい。

■2年前果たせなかった甲子園初勝利をチームの目標に掲げる

 現在3年生16名、2年生21名、1年生27名の計64名が在籍。
・昨夏を経験したメンバーが多い
・苦楽を共にしてきた仲間との団結力
・勢いに乗ると止まらない打線
の3つのセールスポイントが今のチームの持ち味。2年前の先輩の甲子園初勝利を果たすことはもちろんとして昨夏3回戦で龍谷に負けた悔しさを忘れず、まずはもう一度佐賀NO.1を奪還することをテーマに新チームをスタートした。

 オフシーズンには数字・数値にこだわり、除脂肪体重+3kg、体脂肪率ー3%、ベーランー3秒の目標を表すトリプルスリーや、ベンチプレス+10kg、スクワット+10kg、食事1日10杯を表す10・10・10など目標として具体的な数値を設定し、トレーニングに励んできた。

 また名物メニューである、10メートル離れた場所からマシンのボールを20球連続打ったり、学校横の砂浜トレーニングをしたりするなどハードなメニューもこなしてきた。

■冬の努力の原点となった秋

 チームが始まって初めての公式戦は北陵との試合。もう一度佐賀の頂点を目指す早稲田佐賀の初陣は、3対6という悔しい敗戦となった。「もちろん負けたことが悔しかったのだが、自分たちの準備不足が重なったために余計に悔しい敗戦となった。」と澤村栄太郎主将は語った。

■質にこだわり、緊迫した場面を想定して練習する

 夏まで残り1カ月をきった今、「1球」の重みを意識しながら、他校とは量で多少劣る分、質にこだわり、試合での緊迫した場面を常に想定して練習している。

 そんなチームをここまで引っ張ってきたのは、元々は野手だったが、ピッチャーを始めて今はエースとしてチームを引っ張っている黒嶋飛来だ。

 そして夏は左の横山亮太と右の南出慎太郎の両投手に加え、チーム全員が認めるバント職人で学業でも学校のトップを争う高㟢翔世の活躍に期待がかかる。高㟢は守備の打球勘が良く、三塁コーチャーとしても判断力に長けていて信頼が厚い。主将の澤村は「ここぞの場面で勝負できる選手だと思うのでチーム全員の期待に応えてくれると思う」と語る。

■夏への意気込み!

 「今年で元号が変わりましたが、早稲田佐賀は今年で創立10周年。そして甲子園は101回目が始まり節目の年なので、新たな伝統を作れる夏にしたい」と澤村主将は語る。早稲田佐賀伝説の序章は令和元年から始まる。

【次のページ】 甲子園初勝利を掴みとる

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