第4回 矢上(島根)「当たり前のレベルを上げて、最高のチームを作り上げる!」2019年06月05日

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[1]砂鉄の宝庫として栄える矢上
[2]矢上の新たな歴史を作る!/日常生活から隙を作らずに最後まで諦めないチームを

砂鉄の宝庫として栄える矢上



練習をする矢上の選手たち

■今春の県大会3位に入った実力校

 島根県の中央部に位置する邑智郡邑南町にある矢上高校。この地域一帯は古くから「砂鉄の宝庫」であり農鉱村として栄えてきた。そんな優れた自然環境の中にあり、町内出身者が全生徒の約80%を占めている。

 普通科、産業技術科の2つの科があり約300名の生徒が在籍している。部活動は9つの体育系部活動と5つの文化系部活動が活動している。その中でも陸上競技部はインターハイ出場、吹奏楽部は県吹奏楽コンクール金賞受賞など近年、活躍を見せている。

 注目の野球部は2019年4月下旬から5月上旬に開催された島根県春季県大会では準決勝で大社に2対3という接戦で敗れてしまったものの、3位に輝くなどこの夏にも期待がかかる。今回はそんな矢上野球部の夏に向けた意気込みに迫りたい。

■打撃、チームワーク、集中力を武器に!

 矢上野球部は現在、2年生14名、3年生16名に新入生19名を春に迎え、計49名で活動している。日々の練習でも石見スタジアムを利用するなど非常に恵まれた環境で練習に取り組んでいる。

 今年のチームのセールスポイントは「打撃力」「チームワーク」「大切な所での集中力」の3つである。そしてチームが掲げる目標は「甲子園で勝つこと」。矢上野球部ならではの名物練習は10m×100本のダッシュ。さらに、「一箱連ティー」を行い打撃力に磨きをかけている。

■守備力向上と打撃の確実性を磨き上げる

 新チームスタート時はまず、「秋の頂点をどうやってとるのか」を考えて戦い、結果はベスト4。そこから冬は徹底的に瞬発力と筋力を鍛えなおしたと主将の木村維心は語る。

 そして迎えた春の県大会は3位に終わったが、収穫はあった。それは準々決勝の松江農林戦である。9回に入り4点ビハインドの状況だった。この展開からでも矢上ナインは諦めことなく必死に食らいつき、逆転サヨナラを呼び込んだのだ。冬のトレーニングが結果に結び付いた瞬間だった。

 しかし彼らはまだ頂点に立てていない。その悲願達成のため、夏にかける思いは非常に強い。創部以来たどり着いていない甲子園の舞台を掴み取るべく現在は「守備力の強化」「打撃の確実性」をテーマに日々精進している。

■主将が注目する2人の選手

 矢上の注目選手は2年生の上田寛人選手。投打ともに欠かせない存在に成長し、多くの試合で結果を残し活躍してきた。
 さらにもう1人の注目選手はこちらも2年生の福田駿選手。彼の1番の武器は足の速さ。俊足を生かした守備範囲の広さに木村主将も期待している。この2人の活躍、さらに下位打線から大量得点につなげることができる打線にも注目だ。

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