第78回 開成(東京)「基本の大切さを考える」常に明日が大会のつもりで!2019年02月26日

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[1]隙間の時間は見逃さない!超効率性を重視!
[2]攻撃こそ最大の防御!もっと点を取る意識を上げる
[3]常に明日が大会!今日で一気に上手くなる気持ちが大切!

隙間の時間は見逃さない!超効率性を重視!



真剣な眼差しで話を聞く選手達

■「ペンは剣よりも強し」を唱える開成高校

 東京都荒川区に位置する開成高校は、最寄りの西日暮里駅から歩いて5分もかからない場所に位置する。中高一貫校であり倍率は3倍近い数字の中で、毎年多くの受験者が開成高校の門を叩く。国公立大を目指す生徒が多く、昨年は現役だけで116人もの東大合格者を輩出している。

 硬式野球部は、2014年に放送されたドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」のモチーフにもなっている。他部活では、高校生クイズなどでお馴染みのクイズ研究部などの部活動が活躍。

■野球部の紹介

 現在2年生13人、1年生17人の計30名在籍。他の部活動との共用のため、週1日程度しかグラウンドを使用できない。且つレフトが非常に浅くなっており、すぐ裏には山手線線路があるため竹バットを使ったバッティング練習など、工夫を凝らしながら練習に励んでいる。

■新チームが始まってもっとも印象に残っていること

 秋季都大会予選で都立墨田工業高校との試合。この試合は、最初から最後まで気が抜けない試合であった。先に相手に先制点を与えたものの、試合の中盤で追いついてみせた。その後は、お互いに勝ち越しては追いつきの繰り返しで試合が進んでいったが、終盤にホームランで逆転に成功。しかしその後に、佐藤 和真主将がピッチャーとして登板すると相手に再び逆転を許し、10対8で負けてしまい、「自分の力の無さを思い知りました」と佐藤主将は肩を落とした。

 佐藤主将は、「練習試合でも勝てない時期が続いた。もっと青木先生の声を自分がグランド内外で伝えていかないといけないと感じました」と話す。夏の大会では声が届かないことは経験しているだけに、常に声の伝達を意識していると語ってくれた。

■新チームを引っ張ってきた選手は?

 佐藤 和真主将は、田丸慶次、八木晋太郎、内田開智の3名の選手を挙げた。

 田丸選手は、チームのリードオフマン的な存在でバッティングに自信のある選手。コンスタントにヒットを打ち、ホームランも打ってくれる打線のキーマンである。八木選手はショートとしてチームを引っ張り、試合では堅実な内野守備を見せてくれた。そして内田選手は、キャッチャーとして投手陣をリードする。一方でバッティングでは、3番に座り秋の大会では多くのヒットを量産した。

 この3選手には春夏のキーマンとしても期待を寄せており、秋季都大会予選で敗れた悔しさを全員が意識して練習に取り組んでいる姿が印象的であった。

■この冬の意気込み!

 「下半身を強化していき春までには、球速を140㎞まで上げたい。そのためには、下半身強化だけではなく、ストレッチも重視していきたい。」と語ってくれた佐藤主将。練習時間や練習環境が限られた中で、自宅での練習をもっと内容のあるものにしたいと語ってくれた。

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