第69回 駿台甲府(山梨)「負けないチームを作るために、チーム全員でレベルアップ!」2019年02月23日

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[1]甲子園で校歌を歌うために!
[2]上下関係のないチームの仲の良さ/ひとりひとりが高い意識で練習に臨みチームのレベルアップへ

甲子園で校歌を歌うために!



ノックを受ける駿台甲府の選手たち

■スポーツクラスにほとんど属する駿台甲府の選手たち

 山梨県甲府市にある駿台甲府高校は、1980年に駿台予備学校が提携し開校された。駿台甲府高校には普通科の中でも普通クラスとスポーツクラスがあり、スポーツにもとても力を入れている高校であり、特にハンドボール部は全国大会の常連である。野球部員のほとんどはこのスポーツクラスに所属している。

 2017年春には関東大会出場を果たし、当時の中心投手だった荘司 宏太はプロ注目投手までに成長した。昨秋は準々決勝で選抜出場の山梨学院を相手に白熱した試合を演じた。
 そんな近年着実に力を付けてきている駿台甲府の冬の過ごし方に迫る。

■グラウンドまで毎日6kmの移動

 現在野球部は2年生25名、1年生15名の計40名。駿台甲府野球部のグラウンドは校舎とは離れたところにあるため、学校が終わり練習へ向かう部員たちは片道約6キロの道のりを自転車で移動する。
 きついメニューはサーキットトレーニングで間あり10周だと答えてくれた。

■今年のウリは

 今年のチームは、
・いい流れの時の盛り上がり
・チーム全員の仲の良さ
・打ち勝つ野球
の3つのポイントをウリにしていて、目標の「甲子園で校歌を歌う」ことを達成すべく日々練習に励んでいる。

■新チーム発足からこれまでを振り返って

 前チームが周囲からとても期待されていた中で結果を出すことが出来ず、新チームになった当初は前チームと比較するととてもレベルが落ちてしまい「甲子園で校歌を歌う」という目標に対して不安を覚える時期もあったそうだ。

 その不安を解決するためにもこのオフシーズンは、チーム内での差をなくす全体でのレベルアップを意識して、体作りや柔軟性アップにチーム全体で取り組んできた。

 練習を通してレベルアップしている部分が目に見えて分かるようになり、新チーム結成当初より野球に対する姿勢が変わったと感じている。

■最も印象に残る、県大会準々決勝山梨学院戦

 杉田 大貴主将が最も印象的な試合として挙げたのが県大会準々決勝の山梨学院戦だ。接戦を演じたように見えたがチームとしては悔いが残る試合だった。

 初戦、2回戦では相手投手を攻略し、打ち勝ってきたが、この試合は安定した投球を続ける相手投手を打ち崩せず、打ってもなかなか点に繋がらず焦ってしまい自分たちの本来のプレーが出来ず、1対2で敗れてしまった。投手も山梨学院野村 健太に2本ホームランを打たれるなど投打に課題が残る試合内容だったとの杉田主将は振り返る。

■駿台甲府のキーマンとなる選手たち

 昨秋の大会では主将でセカンドの杉田、サードの池田朋弘、1年生右腕の大須賀秀人の3人が試合を決める安打や投球を見せてくれ、ここぞという場面でチームを引っ張っていった。特に主将の杉田は守備からもチームを牽引し、1年生の大須賀は試合中も常に笑顔でチームの雰囲気を明るくする。

 春・夏の大会では、2年生の依田郁也・羽鳥響の2人のピッチャーと2年生・一瀬 慧内野手・小林光外野手の2人の計4人の名前を挙げてくれた。

 また、キャッチャーの有賀健斗の肩がすごく強く、盗塁阻止の活躍を期待していると話してくれた。

■負けないチームにする

 「負けているときは後半に強くならないといけない。現状では雰囲気作りの課題があるので常にベストパフォーマンスが出来るようにプレッシャーをかけながら練習していく。体作りなどまだまだ達成していない部分も多いので春までにチームを完成させて結果を出したい」と杉田主将は意気込む。

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