第55回 城東(徳島) しぶとさ武器に戦う「徳島県一あきらめ悪いチーム」!2019年02月17日

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[1]万事徹底の精神!
[2]チームワークと粘り強さが武器!
[3]伸びろ活かし目指すは「台風の目」!

万事徹底の精神!



グラウンドに新しい土を入れる城東の選手たち

■県内屈指の進学校

 徳島県徳島市にある城東は1902年に創立された伝統校で、東大や京大に合格者を輩出するなど県内屈指の進学校だ。野球部は昨年に4強、は8強と県上位の成績を残している。はいずれもセンバツに出場する富岡西に敗退。悔しさをバネにして日々の練習に取り組み、甲子園出場を目指している。

■城東野球部の紹介

 現在は2年生9名、1年生5名、マネージャー2名で活動している。基本的に20時完全下校で学校のグラウンドは狭い上に、6つの部活動(硬式野球・男女サッカー・ラグビー・ソフトボール・ハンドボール)で共有して使っているため、内野しか使えないときが多い。

 放課後に夕暮れまで時間がある時や土曜日は1.5km離れた吉野川河川敷グラウンドを借り、雨でグラウンドの状態が悪い時や冬の寒い時には近くの城山(徳島城公園)でトレーニングするなど、少人数で限られた環境の中、様々な工夫を凝らして練習を行っている。

 飯田太智主将(2年)は「好投手を中心とした守備力、チーム全体の走塁力、チームワークがよく、粘り強い」の3つをチームのセールスポイントに挙げた。

■今までを振り返って

 試合に出ている9人だけが戦うのではなく、チーム全体で必死になって戦うことをテーマにスタートした新チーム。秋季県大会では1回戦の阿波戦、2回戦の城南戦と2試合続けてサヨナラ勝ちの快進撃を見せたが、準々決勝の富岡西戦では0対7の7回コールドで完敗を喫した。飯田は「序盤から押され気味で、あっという間に点差をつけられ、力の差を見せつけられた」とこの試合を振り返っている。

■新チームで活躍した選手は?

 新チームが始まってから活躍が目立ったのは井村多朗(2年)と鶴野雄太(2年)の2人。井村はエースで4番の投打の柱であり、度々ベンチの期待に応える一打を放つ。鶴野は守ってはショートで球際の強さをみせる好守備でチームを助け、攻撃では1番打者としてチームを引っ張った。
 春以降のキーマンとなりそうなのが、上地俊輔(2年)と福井大貴(1年)だ。飯田は「上地は積極的かつ勝負強い打撃、福井は捕手としての成長(状況判断・配球・送球)」にそれぞれ期待している。また、ムードメーカーである久野楓季(2年)もチームの士気の高める存在として必要不可欠な存在だ。

■この冬の意気込み!

 このオフシーズンは「打撃力(打球の質)の向上」と「各個人で目標体重を設定した体作り」をテーマにトレーニングを重ねている。「選手一人一人が『考動力』を実践し、それぞれの課題を克服できるように頑張ります」と意気込みを語った飯田。一冬超えて強くなった姿に期待したい。

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