第66回 東海大札幌(北海道)「我慢」を胸に、熾烈な競争の中レベルアップを図る冬2019年02月22日

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[1]悔しい思いをした秋季大会
[2]さらなる成長へ!熾烈な競争の中レベルアップを図る<

 東海大札幌より東海大四と言われるとピンと来る方が多いかも知れない。北海道を代表する古豪である。

 東海大札幌(当時は東海大四)といえば、2014年の甲子園の大会が印象深い人もいるかも知れない、小さなエース西嶋 亮太東海大四→JR北海道クラブ)を中心に甲子園まで駆け上がった。西島の投げるやまなりの超スローカーブに甲子園球場全体がどよめいた。 現在のチームは、中学2年、1年生の時にその選抜を見て、東海大札幌に憧れて入ってきた世代である。 

 大脇 英徳(おおわき・ひでのり)監督も
 「選抜甲子園を見て、ここでやろうと思って入学してきた子達なので運動能力は高いものはあるんでしょうね。小林 珠維(こばやし・じゅい)もそうですけど。野球の技量は例年に比べれば高いです」

と個々の選手の能力が高いことは認めている。

悔しい思いをした秋季大会



北の大地に現れた大型右腕・小林珠維(東海大札幌)

 個々の能力が高く期待をされたチームは、もちろん「選抜出場」を目指した。当時の心境を、現在寮長をしている、丸石 隼伸(まるいし・たかのぶ)は、「先輩方の想いを胸に、まずは秋の北海道の頂点、神宮大会、春の選抜大会出場を目標に全員で勝ちに行くことを決意して新チームをスタートしました」と回顧している。 

 秋の大会が始まる前に、チーム全員で五厘刈りにして気合をいれて望んだ秋季大会は自分たちの思いと周囲の期待とは裏腹に支部予選の代表決定戦で札幌光星高校に7対5で破れた。

 丸石は「甲子園に行くんだという気持ちが強かった分負けたことをしばらく受け止められませんでした」と語っている。

 主将の白川 航也(しらかわ・こうや)は、「キャッチボールだったり、当たり前のことを当たり前にできなかった」 と秋の大会を振り返っている。

 大脇監督は「「俺らは力があるんだよ」みたいな過信してるところはあって、それが秋の予選負けにつながってると思っています。「やっぱり謙虚な気持ちでこの夏迎えられれば道は開けるのかなと。そういう意味では必要な負けだったと、あの負けがあったからこの夏というようにしたいですね」と敗戦を分析しているとともに、夏への糧にすることが大事と話してくれた。

 丸石もチームはすでに前を向いていると言っている。

 「2年生に残されている甲子園への挑戦は後1回しかありません。何がなんでも夏の南北海道を制し、甲子園に出場する。そして日本一になる!その想いを胸に夏圧倒的に勝ち上がるための心・体、技量を養うオフシーズンにしたいです」と語ってくれている。

 では夏の甲子園を目指すチームの現在地を見てみたい。

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