第41回 享栄(愛知)耐え抜く冬ではなく、やり切る冬に2019年02月10日

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[1]ターニングポイントとなった履正社との練習試合
[2]バッテリーが揃って口にする「軸」の意識
[3]本当に「きつい、しんどい」のは夏の大会で負けた時

ターニングポイントとなった履正社との練習試合



室内練習場での打撃練習の様子

■「愛知私学4強」の一角として古くから君臨

 愛知県名古屋市瑞穂区にある享栄は、「愛知私学4強」の一角として古くから高校野球ファンに親しまれている。これまでも、甲子園には春夏合わせて19回の出場を果たしており、プロ野球界にも36名の選手を輩出した実績を誇っている。

■享栄野球部の紹介

 現在の享栄高校野球部は2年生27名、1年生23名の計50名で活動している。野球部専用のグラウンドがある他、雨でも練習が出来るように室内練習場も完備されている。
 副主将の佐久間崇太選手(2年)は、チームのセールスポイントとして「苦しい練習でも明るくできるところ、自分たちだけでも真剣に取り組めるところ、厳しい状況でも乗り越えられる粘り強さ」の3つを挙げ、日本一という目標に向かって日々鍛錬を積んでいると話す。

■最も印象に残っている試合は履正社との練習試合

 佐久間副主将が最も印象に残っている試合として挙げたのが、大阪の強豪・履正社との練習試合だ。初回に3点を先制したものの、すぐに追いつかれ、そのままずるずると失点を重ねてしまい、結局享栄は16対3と大敗を喫してしまったのだった。

 佐久間副主将は履正社戦を振り返り、次のように語る。
 「体の大きさ、スイングスピード、打球の速さ、全ての面において負けていました。でも、絶対に夏にやり返してやろうという気持ちも出てきました」

■履正社に大敗の翌日は印象に残る一日に

 履正社との練習試合で大敗した翌日の練習は、チームにとって思い出深い一日となった。チーム全員がいつも以上に気合が入っており、「この雰囲気で今後もやっていけたら甲子園にも行けるな」と感じるほどであった。佐久間副主将は、この日の練習を「印象に残る一日となりました」と振り返る。

■新チームで活躍した選手は?

 新チームがスタートしてから活躍が目立ったのが、河田翔太、籾山 慎之助、三島有貴、田中悠登の4人だ。河田は堅実な守備を武器にノーエラーでチームを支え、籾山は4番として長打力のあるバッティングが持ち味だ。また、三島は慣れないポジションでも元気を出して、どんな状況でもチームを明るくするムードメーカーで、田中は秋季大会後から飛躍的に成長して打点を荒稼ぎする選手となった。

■この冬の意気込み!

 この冬のテーマは「体作り」だ。冬を「乗り切る」のではなく、「やり切る」を意識を持って各々が練習に取り組んでいると佐久間副主将は話す。 「2年生にとっては最後の甲子園のチャンスである夏に向けて、シーズンインからいいスタートが切れるように、いいオフシーズンにしていきたいと思います」

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