津田(香川)「不撓不屈の精神で最後まで全力で夏を戦い抜く!」
不撓不屈の精神で戦い抜く!
タイヤを引っ張ってトレーニング中
■校舎内に鐘が建てられている
香川県さぬき市津田町にある、香川県立津田高校は昭和4年に創立した歴史ある学校。そんな津田高校の象徴として、昭和29年に創立25周年記念事業としてコンコルディアの鐘と呼ばれる鐘が建てられている。
■津田野球部の紹介
現在2年生9名、1年生10名の計19名が在籍する津田。甲子園を目標に、声と打力を武器にしてライバルと戦っている。オフシーズンは下半身と体幹の強化をテーマに掲げ、グラウンドの南にある雨滝山を1周するロードワークや寒い日に海に出かけて練習するなど、様々な工夫をして春に備えている。
■秋季大会を振り返って
主将でサードを守る藤田仁一郎は、初戦の藤井学園寒川戦を挙げる。
「8回裏10対1から6点を奪った時、諦めないことの大切さと、あそこで追いつけないことの甘さを実感したので、思い出深く印象に残っています。」と語る。
強い意志をもってどんな苦労や困難にもくじけない不撓不屈という言葉をテーマに掲げてスタートした津田の姿を体現したからこそ印象に残っているのだろう。
■新チームを引っ張ってきた選手は?
この秋まで藤田主将と共にチームを牽引したのがサンドゥ・シャーン選手。
藤田主将はチームの士気を上げ、試合では2番打者として自身の役割を果たしてチームを引っ張ったが、サンドゥ選手は140キロ近い速球と気迫あふれる投球でチームを鼓舞し、打撃では長打を武器に3番打者として中軸を担った。そんなサンドゥ選手に、春先にはさらにスピードアップしたボールで相手を圧倒してほしい、と藤田主将は期待を込めた。
また三好太陽選手と兒島幸矢選手にも春・夏の活躍してくれることを藤田主将は期待している。
■この冬の意気込み!
「2年生は最後のオフシーズンでしっかり追い込んで筋肉の貯金をすること。1年生はしっかり土台を作ることを意識してやりたい」と力強く語る。
冬に作った土台で津田高校がどれだけ春に活躍するのか、楽しみである。
野球を楽しめるのが最大の武器
砂浜をダッシュ!
ここからは津田高校の三好太陽、山下瑞樹両副主将に話を伺いました!
Q.秋季大会などを経て、見つけた課題を教えてください
三好:早い回に点数をとれなかったことです
山下:もっと体重を増やして下半身を強化することと、長打が打てるように打撃力を上げることです。
Q.このオフシーズンの目標、強化したいことを教えてください
三好:筋力強化です!
山下:ケガで運動ができないので、自分をコントロールすること、筋力を落とさないことです。
Q.応援する方々へアピールしたいセールスポイントは?
三好:元気に笑顔でプレーをする姿です!
山下:野球を楽しんでプレーするところです!
Q.チームの好きなところや、他のチームに負けていないところはどこですか?
三好:声を出すところです。
山下:後輩とも仲が良く、まとまりがあります。
Q.このオフシーズン、「自分はここまで成長するぞ!」という熱い意気込みをお願いします!
三好:バッティングで覚醒します!
山下:夏に向けて下半身・体幹をしっかり作って、夏に活躍します!
三好選手、山下選手、ありがとうございました!
劣勢を跳ね返せるチームを目指そう!
学校近くの雨滝山を走る選手たち
福井博三監督に伺いました!
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どんなテーマを持ってチームを作り上げてきましたでしょうか。 秋の大会の振り返りならびに、冬でのテーマも教えていただけたら幸いです。
打のチームを目指して取り組んできましたが、好投手になると全く歯が立たない試合も秋はありました。そうなったときに春は機動力を生かして崩していけるようになりたいです。
Q. 厳しい冬の練習に挑んでいる選手たちにメッセージをお願いします!
体の強化はもちろん、厳しいトレーニングでメンタルも鍛えましょう!
負けている試合でも終盤にひっくり返せるようなチームを目指そう!
福井監督。そして、津田高校野球部の皆様ありがとうございました!
今年も大好評!
【冬が僕らを強くする 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!