秋田修英「『すべてで他校を上回る!』実践し昨秋は初の県大会優勝!」
秋の県大会で初優勝!粘りの野球を実践
体育館で練習する秋田修英野球部の選手たち
■昨秋は県大会初優勝!
秋田県の大仙市に所在する・秋田修英高等学校。昭和22年10月(1947年)に、杉沢洋裁研究所として開設され、昭和35年4月(1960年)に男女共学制となり、平成2年(1990年)に現校名となった。
野球部は秋田経法大附(現明桜)を8度甲子園に導いた鈴木 寿宝監督の指揮の下、着々と強化。昨秋は創立して初めての県大会優勝を収め、東北大会に出場、さらにベスト8進出を決めた。
■秋田修英の環境は?
現在33名で活動する秋田修英。校舎から少し離れた[stadium]大仙市営大曲球場[/stadium]で練習している。今年のチームのウリについて亀卦川 祥太主将は
・どんな状況でも明るい
・打線に切れ目がない
・守備が安定している
の3つをあげてくれた。
■「1回も負けない」を県大会で実践!
昨秋は「1回も負けない」というテーマでスタートした秋田修英。地区予選では全勝で県大会出場を決め、ポイントになったのは県大会初戦の秋田中央戦では延長13回まで戦い、サヨナラ勝ち。亀卦川主将は「粘り強さを発揮できた」と振り返り、この勝利で勢いに乗った秋田修英は勢いに乗り、県大会優勝を果たした。
そんな秋田修英の注目選手はエースで活躍した西岡 海斗、1番ファーストの菅 凛汰。亀卦川主将は「西岡はエースとして圧巻のピッチングを見せてくれました。また菅は高い出塁率で得点源となってくれました」と語る。春、夏へ向けてのキーマンとして亀卦川主将は4番ライト・工藤 音弥、1年生ながら3番ライトで出場する渡邉 大輝を挙げ、さらに2番・佐々木大起について「足が速く、これからは盗塁を多くしてチャンスを広げてほしい!」と要望している。
■すべてにおいて他を上回りたい!
このオフは「すべてにおいて他を上回り、春、夏を優勝したい」と意気込む亀卦川主将。ダッシュの前にスクワットなどトレーニングを入れる補強ダッシュ100本という名物メニューをこなす秋田修英ナイン。最後に亀卦川主将はこう宣言した。
「一人ひとりが成長し、他チームに負けないくらい練習を積み重ねていきたい」
初の甲子園出場を目指し、どこも寄せ付けないぐらいのレベルアップを果たす。
つながったら止まらない打線が最大のウリ!
西岡 海斗副主将
ここからは、秋田修英の西岡海斗副主将と佐藤 凌玖副主将の二人にお話を伺いました!
Q.秋季大会などを経て、見つけた課題を教えてください
西岡:相手を観察する力です。
佐藤:他校より体が小さいこと。
Q.このオフシーズンの目標、強化したいことを教えてください
西岡:ストレートの切れ、質のアップと投球フォームの固定です。
佐藤:全てにおいて魅力あるプレーをしたい。強い心・技・体を身に付けたい。
Q.応援する方々へアピールしたいセールスポイントは?
西岡:球数を少なく打ち取り、テンポの良い投球です!
佐藤:声と走力です!
Q.チームの好きなところや、他のチームに負けていないところはどこですか?
西岡:全員が甲子園という目標に向かっていて、打線のつながりです!
佐藤:1人1人の個性が豊かなところ!
Q.このオフシーズン、「自分はここまで成長するぞ!」という熱い意気込みをお願いします!
西岡:体をひとまわり大きくしてすべてでレベルアップしたい!
佐藤:チームを勝たせられる選手になる!
西岡選手、佐藤選手、ありがとうございました!
一本、1回、1日の積み重ねが必要
最後に鈴木 寿宝監督に伺いました!
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どんなテーマを持ってチームを作り上げてきましたでしょうか。秋の大会の振り返りならびに、冬でのテーマも合わせてお願いします。
「我々は絶対に負けない」と掲げ、そのためにどう練習に取り組むのかを考えさせ、実践させました。そしてこの冬では体づくり、層を厚くする、打力強化をテーマに取り組ませています。
Q. 最後に、厳しい冬の練習に励む選手たちにメッセージをお願いします。
一本、1回、1日の積み重ねが必要。全てに全力を尽くしてほしい
鈴木監督、そして秋田修英野球部の皆さんありがとうございました!
今年も大好評!
【冬が僕らを強くする 特設ページ】
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