第29回 伊香(滋賀)「夏に向けて土台を作り、全てにおいてパーフェクトな選手になる!」2019年02月04日

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[1]歴史を変えるための冬
[2]甲子園で勝利して校歌を歌う!/本気で戦う集団を目指す!

歴史を変えるための冬



全員揃ってガッツポーズをしてくれた伊香高校の皆さん

■伊香高等学校の歴史

 滋賀県長浜市木之本町で滋賀県の高校で最北部に位置する伊香高校。明治29年に伊香郡民「三万一心」のもと、地域の人々の熱意と協力により設立した。平成28年には創立120周年を迎えた伝統校だ。野球部はこれまで2人プロ野球選手を輩出しており、甲子園には春2度、夏3度の出場経験がある。近年は甲子園に出場とはならないものの県上位に進出するなど着実に力をつけてきている。

 現在は、2年生24名、1年生12名の計36名で活動する伊香。校舎のそばにグラウンドがあり、レフトのファールグラウンドには鳥かごを作り、バッティング練習や部室の隣に今年の初めにOBや地域の人が綱のぼりを作って頂き、いつでも体力トレーニングを行うなど練習に打ち込むことが出来る。またオフシーズンでは、雪でグラウンドが使えなくなるため彦根球場を借りて練習を行っている。

■今年のチームのウリは?

 そんな今年のチームには、3つウリがある。
・勝負心
・球際の強さが光る守備力
・チーム力
この3つを武器に、伊香は新チームが始まった時から部訓として口に出している「甲子園で校歌を歌う ~伊香高校の歴史を変える~」を目標に日々練習に取り組んでいる。

■伊香の練習環境と名物メニューは?

 伊香には、オフシーズンで行う名物練習が6つある。
・学校から余呉湖1周のランニング(約20キロ)
・コーチが考えた下半身強化のメニュー
・綱のぼり20本
・連続ティー
・3000メートル走
・弁天の坂道ダッシュ
この6つのメニューを行い更にレベルアップしている。

 新チームをスタートした際、
・甲子園にふさわしいチーム
・勝つチーム
・歴代OBより練習を多くするチーム
の3つのテーマと負けない決意でスタートし、オフシーズンでは
・勝負にこだわる
・どの高校にも負けない練習
・チームワーク
この3つをテーマに日々トレーニングを重ねている。



ハンマーを使ってトレーニング

■チームがスタートしてからの思い出深い試合とエピソードは?

 熊谷歩香マネージャーは、チームが始まってから最も印象に残っている試合は、秋季大会3回戦の八幡商との試合を挙げた。「先攻・八幡商、後攻・伊香で始まり、初回に2失点3回に1点追加され苦しい展開だったが、4回5回で点を奪い同点に追いついた。6回に失点したものの7回に再び同点にしたが、8回にエラーがらみで勝ち越され、その後の2回の攻撃で追いつくことが出来ず敗退してしまった。私は、ここでは負けたくなかった、「なんで?」って思う感情でした。9回の守備も祈る気持ちで見守っていました。あっという間の秋でセンバツに出場したかった。負けた時たくさんの涙が流れ、二度と負けたくない。泣くなら嬉し涙を流そうそういう感情でした。」と話す。

 またチームが始まってからの思い出深いエピソードは1つ夏・冬の2回行った合宿と2つ目は主力メンバーのミーティングを挙げた。
 「とくに冬は走ることが多く毎日が走り込みでした。全員が一丸となり、支えながら、合宿を乗り切ったことです。またミーティングでは、泣きながらいろんなことを話し、この日からチームの和が広がったにも感じた。」と話してくれた。

■新チームを引っ張ってきた選手は?

  熊谷マネージャーが昨秋の活躍選手としてあげたのは2年生の桐畑蓮選手と木村将也選手。「桐畑選手は肩が強くセンターからキャッチャーへの送球で何度もアウトにしてくれました。勝負所のピンチでアウトにしてくれるのでみんな助かっています。木村選手は、桐畑選手同様肩も強いが、彼が期待しているのはバッティングです。彼はチームで1番の努力家かもしれません。一人でイメージしてスイングしている姿を見ます。彼が良くヒットを放ち出塁してくれるおかげでチャンスが広がり点数が入ります。」

 春以降キーマンには、2年生の平林拓馬、中村俊太、前田詠仁、木村舜也、吉田涼真、高橋和眞。1年生では隼瀬一樹、藤井大智の計8人を挙げた。
 特に主将の柴田舜也選手と吉田選手は「柴田はキャプテンとしてチームを引っ張り、勝利にもたらしてくれるような選手や発言などしてくれることに期待。吉田は勝負強さに磨きをかけ、代打のポジションではなく9人の中に入りチャンスで打てる選手になってくれることに期待です。」と話してくれた。

■意気込み!

 「2年生にとっては、甲子園の切符をつかめるのが残り1回しか残されていません。いかに、この冬どこまで、“力”をつけるかだと思います。野球面、生活面、勉強面、全てにおいてパーフェクト(100点)になるように、この冬、夏の土台として作りあげ、春・夏の1本としてシードをとります。1年生は、2年生にどうついていくか、もしくはどう追いつくかだと思います。下級生からの追い上げがあると2年生も燃えると思うので、この冬、“勝負”という面などでたくさんの強化に励みたいです。」(熊谷マネージャー)

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