東邦高等学校（愛知・東海地区代表）ミラクルが持ち味で、この秋も見せた9回裏の大逆転
東邦高等学校（愛知） 東海地区3年ぶり11回目
優勝を飾った東邦
チームデータ
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代表決定までの経過
| 対戦日 | 大会名 | 得点 | 失点 | 対戦校 | 勝敗 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10月28日 | 秋季東海地区高等学校野球大会 決勝 | 10 | 2 | 津田学園 | ○ |
| 10月27日 | 秋季東海地区高等学校野球大会 準決勝 | 10 | 9 | 中京学院大中京 | ○ |
| 10月21日 | 秋季東海地区高等学校野球大会 2回戦 | 7 | 0 | 岐阜第一 | ○ |
| 10月7日 | 愛知県高等学校野球選手権大会 決勝 | 8 | 4 | 中京大中京 | ○ |
| 10月6日 | 愛知県高等学校野球選手権大会 準決勝 | 14 | 3 | 西尾東 | ○ |
| 9月23日 | 愛知県高等学校野球選手権大会 準々決勝 | 8 | 1 | 栄徳 | ○ |
| 9月22日 | 愛知県高等学校野球選手権大会 3回戦 | 8 | 0 | 日新西 | ○ |
| 9月17日 | 愛知県高等学校野球選手権大会 2回戦 | 9 | 0 | 豊田北 | ○ |
登録選手
| 背番号 | 氏名 | 学年 | 投 | 打 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 石川 昂弥 | 2 | 右 | 右 |
| 2 | 成沢 巧馬 | 2 | 右 | 右 |
| 3 | 長屋 陸渡 | 2 | 右 | 右 |
| 4 | 杉浦 勇介 | 2 | 右 | 左 |
| 5 | 仲間 裕也 | 1 | 右 | 右 |
| 6 | 熊田 任洋 | 2 | 右 | 左 |
| 7 | 吉納 翼 | 1 | 右 | 左 |
| 8 | 松井 涼太 | 2 | 左 | 左 |
| 9 | 坂上 大誠 | 2 | 右 | 左 |
| 10 | 奥田 優太郎 | 2 | 右 | 右 |
| 11 | 植田 結喜 | 2 | 左 | 左 |
| 12 | 伊東 樹里 | 2 | 右 | 右 |
| 13 | 村北 翔哉 | 2 | 右 | 左 |
| 14 | 河合 佑真 | 2 | 右 | 右 |
| 15 | 齋田 隼 | 2 | 右 | 右 |
| 16 | 清水 元太 | 1 | 右 | 右 |
| 17 | 土屋 大貴 | 1 | 右 | 右 |
| 18 | 岡田 一晟 | 2 | 右 | 右 |
| 19 | 水鳥 零士 | 1 | 右 | 右 |
| 20 | 堀 嶺太 | 2 | 右 | 左 |
※データは秋季東海地区大会のものです[/pc]
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代表決定までの経過
- 対戦日
- 大会名
- 得点
- 失点
- 対戦校
- 勝敗
- 10月28日
- 秋季東海地区高等学校野球大会 決勝
- 10
- 2
- 津田学園
- ○
- 10月27日
- 秋季東海地区高等学校野球大会 準決勝
- 10
- 9
- 中京学院大中京
- ○
- 10月21日
- 秋季東海地区高等学校野球大会 2回戦
- 7
- 0
- 岐阜第一
- ○
- 10月7日
- 愛知県高等学校野球選手権大会 決勝
- 8
- 4
- 中京大中京
- ○
- 10月6日
- 愛知県高等学校野球選手権大会 準決勝
- 14
- 3
- 西尾東
- ○
- 9月23日
- 愛知県高等学校野球選手権大会 準々決勝
- 8
- 1
- 栄徳
- ○
- 9月22日
- 愛知県高等学校野球選手権大会 3回戦
- 8
- 0
- 日進西
- ○
- 9月17日
- 愛知県高等学校野球選手権大会 2回戦
- 9
- 0
- 豊田北
- ○
登録選手
- 背番号
- 氏名
- 学年
- 投
- 打
- 1
- 石川 昂弥
- 2
- 右
- 右
- 2
- 成沢 巧馬
- 2
- 右
- 右
- 3
- 長屋 陸渡
- 2
- 右
- 右
- 4
- 杉浦 勇介
- 2
- 右
- 左
- 5
- 仲間 裕也
- 1
- 右
- 右
- 6
- 熊田 任洋
- 2
- 右
- 左
- 7
- 吉納 翼
- 1
- 右
- 左
- 8
- 松井 涼太
- 2
- 左
- 左
- 9
- 坂上 大誠
- 2
- 右
- 左
- 10
- 奥田 優太郎
- 2
- 右
- 右
- 11
- 植田 結喜
- 2
- 左
- 左
- 12
- 伊東 樹里
- 2
- 右
- 右
- 13
- 村北 翔哉
- 2
- 右
- 左
- 14
- 河合 佑真
- 2
- 右
- 右
- 15
- 齋田 隼
- 2
- 右
- 右
- 16
- 清水 元太
- 1
- 右
- 右
- 17
- 土屋 大貴
- 1
- 右
- 右
- 18
- 岡田 一晟
- 1
- 右
- 右
- 19
- 水鳥 零士
- 1
- 右
- 右
- 20
- 堀 嶺太
- 2
- 右
- 左
※データは秋季東海地区大会のものです[/sp]
チーム紹介
今年のチームは石川昂弥が投打の軸となる
【ミラクルが持ち味で、この秋も見せた9回裏の大逆転】
2年前の夏の甲子園2回戦の八戸学院光星との試合、9回裏に4点のアヘッドをひっくり返して逆転サヨナラ勝ちしている。そして、今秋の東海地区大会準決勝でも、5点差を9回裏に追いついて、さらに延長に入って中京学院大中京に1点奪われながらもその裏に点を奪い返してサヨナラ勝ちした。
終盤の驚異的な粘り強さと勝負強さは、いつしかチームとしての持ち味となっている。その原動力は、今年のチームは投打の軸となる石川昂弥君だ。この大会では背番号1を背負って、試合ごとにフォームも修正しながら、自分の投げ方を見出した。本来は、「内野手として育てたい」という石川君に森田泰弘監督が、あえて背番号1を与えたのは、「植田結喜や奥田優太郎と競わせて、期待している投手が真のエースナンバーを勝ち取ってほしい」という思いがあるからだという。
石川君が先発するのか、左腕の植田君か、右サイド気味の奥田君か、多彩な投手陣を抱えている東邦だけに、相手校は先発投手を読むのも難しそうだ。
打線の破壊力は定評がある。
1年時から試合経験もある石川君と4番を任される熊田任洋君が軸となるが、準決勝で起死回生の3ランなど2発を放った長屋陸渡君に杉浦勇介君など、下位打線にもスタンドに放り込めるパワーは十分だ。1番松井諒太君にもあたりが戻りつつあるだけに、上位下位そつなく切れ目のない打線は間違いなく脅威であろう。全国レベルでも上位にあると言って間違いない打線だ。今年の明治神宮大会、図らずも初戦の相手は八戸学院光星となった。2年前の甲子園の返り討ちを果たしたら、その勢いで一気に頂上まで行けるだけの力もある。
■高校別データ：東邦
（文・手束仁）
