ライター・手束 仁氏と高校野球ドットコム副編集長・河嶋 宗一による野球談義。高校野球の奥深い情報や面白話など高校野球に詳しい二人が語っていく。
今回は高校野球を語る上で欠かせない「校歌」について迫っていきたい。
学校を象徴するものとして歌われる校歌だが、多くの著名人が高校の校歌を手掛けていたというのはご存知だろうか。横浜創学館の校歌は「ラブ・ストーリーは突然に 」「たしかなこと」などで知られる小田和正さんが作詞作曲を担当。大分の強豪・明豊の校歌は「神田川」「赤ちょうちん」などの南こうせつさんが作曲を担当した。
時代を少し前に戻すと倉敷工の校歌を西条 八十さん(代表曲「かなりや」「東京音頭」)が作詞。前橋工の校歌は、中山 晋平さん(代表曲 「シャボン玉」「てるてる坊主」)と当時人気を博した著名人が校歌を手掛けいる。
他にも多くの有名人が校歌を手掛けている。こういった「プレー」以外の部分にもスポットライトを当てると、高校野球の面白さにさらに繋がるのではないだろうか。