ライター・手束 仁氏と高校野球ドットコム副編集長・河嶋 宗一による野球談義。高校野球の奥深い情報や面白話など高校野球に詳しい二人が語っていく。

 第7回では漢字表記のユニフォームについて語っていく。

 漢字表記のユニフォームで印象が大きいのは作新学院星稜明徳義塾などだろう。昭和37年に史上初の春夏連覇を達成した作新学院だが当時、ローマ字表記の学校が多いなか「作新学院」とゴシック体で書かれたユニフォームとともに大きなインパクトを残した。

 東京都で漢字といえば二松学舎大附都立城東、元祖都立の星と言われた都立東大和などが挙がる。各校、緑を基調としたユニフォームデザインだが、学校のイメージカラーを尊重したデザインと言える。ユニフォームは学校とともにあるというのがわかる。


 強烈なデザイン性があるとして名前が挙がったのは、長野の上田西だ。胸に漢字で「上田西」と書かれたデザインだが上田西のすべての文字の横棒が一直線に繋がっており、サインのようなスタイリッシュなロゴになっている。このロゴは上田市出身のデザイナーがデザインしたという。他にはない唯一無二のデザインは強烈なインパクトを残した。

 このように、ただ漢字があるだけじゃなく四文字や斜め、字体など細かいところで、それぞれの学校のこだわりがあることがわかった。奥が深い高校野球のユニフォーム。今後もマニアックな情報を発信していきたい。