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第43回 元MLBプレーヤー岩村 明憲さんが語る、令和に移っても「忘れてはいけないこと」2019年04月26日

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【目次】
[1]四国発MLB経由・独立リーグ社長兼監督「2つのふるさと」への想い
[2]時代が移ろっても「変えてはいけないこと」はある

 2007年2月に首都圏から居を四国地区に移し13年目。「さすらいの四国探題」の異名を背に四国球界でのホットな話題や、文化的お話、さらに風光明媚な写真なども交え、四国の「今」をお伝えしている寺下友徳氏のコラム「四国発」。

 平成最後となる第43回ではルートインBCリーグ・福島レッドホープスで社長兼監督を務める元MLBプレーヤー岩村 明憲さんを紹介。昨年12月28日に開催された「第5回西日本豪雨災害復興チャリティー・プロ野球愛媛県人会野球教室」後の話を交えながら、時代が平成から令和に移ろっても「忘れてはいけないこと」を考えます。

四国発MLB経由・独立リーグ社長兼監督「2つのふるさと」への想い



子供たちに丁寧に教える岩村明憲・福島レッドホープス代表兼監督

 「7月の豪雨災害で、まさかふるさとがあんなことになるとは……。最初は野球どころではなかったかもしれないし、まずは生活を戻すことが大事だったと思う。ただ、時間が経って情報も入ってくる中で、子どもたちを含めて地域の盛り上がりにつながればいいと思って、急きょ南予での会場を追加してもらいました。県人会のメンバーも『自分たちが何かします』という声をあげてくれたし、想いをもってやってくれました。野球道具とかが流された子供たちもいる中で、僕らはできるだけ協力したいと思います」

 昨年12月28日に西予市立宇和球場で行われた「第5回西日本豪雨災害復興チャリティー・プロ野球愛媛県人会野球教室」。例年行われている東予・中予・宇和島市周辺の南予会場に加えて西予市での追加開催を決断した理由を、岩村 明憲・プロ野球愛媛県人会会長はこう明かしてくれました。

 愛媛県宇和島市出身の岩村さんについては野球を知る方々なら多くの説明は不要でしょう。宇和島東から1996年ドラフト2位でヤクルトスワローズに入団すると、2014年までにNPBでは1172安打。2007年からの4年間はMLBで活躍しタンパベイ・レイズなどで413安打。2008年のワールドシリーズ進出、2006・2009年のWBC連覇など燦然たる実績を残した後、2015年にルートインBCリーグの福島ホープス(現:福島レッドホープス)へ入団。

 初年度は選手兼監督。2年目・3年目は代表・監督・選手の三刀流。昨年は現役を退き代表・監督を務めた後、昨年11月からは四国アイランドリーグplus・愛媛マンダリンパイレーツで監督を務めた経験も持つ星野 おさむ氏をGM兼ヘッドコーチに据えて自らが新運営会社の代表取締役社長となり、社長兼監督として奮闘しています。

 そんな想いと行動に達したルーツは何か?それは2年間所属した東北楽天ゴールデンイーグルスの移籍初年度の2011年に遭遇し、今も四国から遠く離れながら「これが運命、2年間東北にいたことで必然に変わった」福島県で「福島の復興なくして日本の復興はない」信念の下に運営を引き受けた最大の理由である「東日本大震災」です。

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寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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