第41回 斬新に歴史重ねた「第11回少年硬式野球四国選手権」で輝いたネクスト球児たち2019年04月13日

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【目次】
[1]「あの剛腕」も甲子園スターも輩出した少年硬式野球四国選手権
[2]四国地区の「2019ネクスト球児」たち

 2007年2月に首都圏から居を四国地区に移し13年目。「さすらいの四国探題」の異名を背に四国球界でのホットな話題や、文化的お話、さらに風光明媚な写真なども交え、四国の「今」をお伝えしている寺下友徳氏のコラム「四国発」。

 第41回では今年も4月5日(金)から3日間、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムを中心に開催された「第11回少年硬式野球四国選手権」を紹介。これまでNPB選手も輩出した大会の歴史を振り返りつつ、今大会で輝いた選手たちも写真も交えて取り上げていきます。

「あの剛腕」も甲子園スターも輩出した少年硬式野球四国選手権



選手宣誓する川之江ボーイズ・合田慶太朗主将

 毎年4月第1週の金・土・日。愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアム周辺はカラフルなユニフォームを身にまとった中学生球児たちが集います。その大会名は「少年硬式野球四国選手権」。

 「NPO法人・松球会」理事長を現在務める野口 克幸氏らが中心となって音頭を取り、リーグ間の垣根を超え中国硬式野球四国NO1を決める当時としては画期的な試みとして2009年に発足。2016年からは「全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)四国地区予選」の称号も加えられ、今年で11回目を数えます。

 過去の主な大会参加選手をざっと紹介すると……。第1回準優勝・えひめ西リトルシニアの絶対的エースだったのは大阪桐蔭(大阪)~立教大と進み、今ではオリックス・バファローズ勝利の方程式の一角を担う澤田 圭祐投手。2011年の第3回大会で松山坊っちゃんボーイズのエースだった安樂 智大投手は済美(愛媛)から1位指名で東北楽天ゴールデンイーグルスへ。今季はローテーション入りのチャンスをつかむべく奮闘中です。

 また、福岡ソフトバンクホークスの大本 将吾外野手も西条リトルシニア2年時の第4回大会では注目選手の1人として活躍しました。

 また、澤田・安樂両投手を含む甲子園スターも多くがここから巣立っています。近年では昨夏甲子園準決勝で対戦した済美のキャプテン・池内 優一(駒澤大1年)は今治中央ボーイズ出身。2015年の第7回大会では大阪桐蔭で三塁ベースコーチャーを務めていた俵藤 夏冴(天理大1年)らと共に中心選手としてチームを準優勝に導きました。

 さらにセンバツでも華麗な遊撃守備で沸かせた侍ジャパンU‐18代表一次候補・武岡 龍世八戸学院光星3年)はヤング徳島ホークスの顔として2016年・第8回大会でMVP。当時から誇っていた圧倒的なスピードは第1回から欠かさず取材している私の目から見ても「大会史上最高」と断言できます。

 そして今大会も彼らに続くスター候補生たちが躍動してくれました。

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四国発
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プロフィール

寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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