第37回 北のスター選手を育て続けたNPBの名コーディネーター、故郷への恩返しに凱旋!2019年03月07日

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【目次】
[1]「香川県野球フェスティバル」に現れたNPB名コーディネーター
[2]プロの経験と技をいかに受け入れ、アレンジするか

 2007年2月に首都圏から居を四国地区に移し13年目。「さすらいの四国探題」の異名を背に四国球界でのホットな話題や、文化的お話、さらに風光明媚な写真なども交え、四国の「今」をお伝えしている寺下友徳氏のコラム「四国発」。

 第37回では3月2日(土)に香川県丸亀市のレクザムボールパーク丸亀で開催された「第1回香川県野球フェスティバル」で行われた元北海道日本ハムファイターズヘッドコーチ・白井 一幸氏の講演会の模様を少しだけご紹介。同時に四国の現状も交えつつ、元NPB選手・指導者による野球指導のあり方も考えていきます。

「香川県野球フェスティバル」に現れたNPB名コーディネーター



子どもたちと一緒に話す高松商の選手たち

 3月2日(土)・レクザムボールパーク丸亀。昼を過ぎるとグラウンドは一日早いひな祭りを思わせるような子どもたちの笑顔でいっぱいになりました。この日行われたのは香川県高等学校野球連盟がまとめ役となり、小学校6年生以下の約70組の親子を対象に小中高連携事業として開催された「第1回香川県野球フェスティバル」。高校野球・中学軟式野球部の指導者たちが講師役、センバツを目前に控えた高松商の選手たちがサポート役を務め、約2時間半の間に渡ってティーボール、ストラックアウト、キャッチボールなどで共にボールと戯れたのです。

 「勉強になりました。子どもたちはティーボールを打ち始めたらいつまでも打っている。そんな野球を始めたころの初心に戻ることを選手たちには伝えたいです」(高松商・長尾 健司監督)

 「野球人口を増やすため、これからも小さい子どもたちと接して野球の楽しさを伝えたいし、甲子園でも皆さんの応援を意識してプレーしていきたいです」(香川 卓摩高松商2年・投手>)

 「高校生がいいお兄さんになってくれたおかげで『子どもたちが最後はテーマパークから帰るように名残惜しそうにしていた』と保護者の方からも話がありました。これを機会に中学校も刺激を受けてがんばりたいです」(高松市立太田中・中川 卓監督)

 選手・指導者たちが、それぞれの立場から、かつ最終的には「未来の子供たちのために」一致した感想を述べる中、会の冒頭でダンディなスーツをまとい、あいさつに立った方からも、このような感想が漏れました。

 「これはまさにプロ野球がやらないといけないことです」

 その方とは……香川県さぬき市出身、志度商(現:志度)卒。一昨年までのべ12年間コーチを務めた北海道日本ハムファイターズコーチ時代には中田 翔大谷 翔平(現MLB:ロサンゼルス・エンゼルス)の育成にもかかわった白井 一幸さんでした。

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寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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