第35回 四国選抜 海外遠征を経由して全国・世界で通用する選手・チーム輩出へ!2019年02月21日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1] オーストラリア遠征で彼らが見つけた「向上策」
[2]四国選抜チームは今後も「継続、発展」

 2007年2月に首都圏から居を四国地区に移し12年目。「さすらいの四国探題」の異名を背に四国球界でのホットな話題や、文化的お話、さらに風光明媚な写真なども交え、四国の「今」をお伝えしている寺下友徳氏のコラム「四国発」。

 第35回では昨年12月末に5戦全勝を収めた四国選抜チームオーストラリア遠征の「その後」について、様々な視点から取り上げていきます。

オーストラリア遠征で彼らが見つけた「向上策」



最終戦終了後の集合写真「写真提供:四国高等学校野球連盟」

 「壮行試合では2連敗。最初はどうなるかと思いましたが『さすが四国代表』という戦いを見せてくれました」

 2月15日(金)に香川県丸亀市のレムザムボールパーク丸亀会議室で行われた「平成31年度春季四国地区高等学校野球香川県大会組み合わせ抽選会」。冒頭のあいさつに立った四国地区高等学校野球連盟会長を兼ねる佐藤 良二会長は、このような表現で四国選抜チームの20選手が果たした5連勝を称賛しました。

 確かに12月16日(土)に行われた高松商尽誠学園戦は佐藤会長のあいさつ通り内容は今ひとつ。しかし、彼らはそれから1週間足らずで見事な修正を施してきました。

 キーワードは「学習」。三本松のエース・キャプテンの上杉 綸聖(2年)はこう話します。「同じチームメイトから学ぶ部分が多かったです。僕の場合はフィールディングのレベルの高さを感じましたし、常に平常心でいなければいけないことを感じました」

 また、四国選抜チームでは渉外・記録担当としてチームに同行した須崎 一幸・徳島県高等学校野球連盟理事長はこんな内幕も明かしてくれました。

 「浮橋 幸太富岡西2年・投手・チームキャプテン)は高松商香川 卓摩(2年・投手)からかなり技術的な部分を吸収したようですし、勉強法も同じ進学校である土佐の横田 啓悟(2年)から学ぶ部分があったようです」

 選手間の交流を張り巡らせ、やがてチーム力アップへつなげる。これこそが彼らがオーストラリアで真に成し遂げた成果と言えるのかもしれません。

【次のページ】 四国選抜チームは今後も「継続、発展」

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第1004回 第1シード・徳島北を追いかける城東ら実力校!鳴門、鳴門渦潮の強豪校にも注目!【徳島県大会展望】【大会展望・総括コラム】
第1003回 春の香川は最速147キロ右腕・内田 悠太擁する大手前高松、小倉全由の教えを注がれた丸亀城西らに注目!【前編】【大会展望・総括コラム】
第1003回 春の香川頂点と広陵挑戦、そして夏のシード権獲得へ!春季香川県大会を徹底解説!【後編】【大会展望・総括コラム】
第7回 新田(愛媛) 毎年、夏に訪れる「新たな挑戦」に終止符を【冬が僕らを強くする2020】
第73回 「いろいろな人の夢を背負って」頑張ってほしい 恩師が語る・森 唯斗(福岡ソフトバンクホークス)【後編】【恩師が語るヒーローの高校時代】
兵庫県選抜vs関西国際大【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
大手前高松vs星稜【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
高知vs東海大相模【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
明徳義塾vs尽誠学園【2019年秋の大会 第72回秋季四国地区高等学校野球大会】
明徳義塾vs高知中央【2019年秋の大会 第72回秋季四国地区高等学校野球大会】
第1023回 「最速150キロ1年生・エースナンバーでの『脱力宣言』」 森木 大智(高知) 【2019年インタビュー】
第986回 成長を刻み続ける四国の「TAIKI」石上 泰輝・徳島商(徳島) 【2019年インタビュー】
第983回 豪快かつ緻密な「二刀流」!村田 龍哉投手兼三塁手・徳島商(徳島) 【2019年インタビュー】
第956回 刺激を受けて、子供たちに刺激を与える選手に 森木大智(高知)【後編】 【2019年インタビュー】
第953回 課題を見つけて、成長するスーパールーキー・森木大智(高知)【前編】 【2019年インタビュー】
四国発
今治北 【高校別データ】
英明 【高校別データ】
愛媛大附 【高校別データ】
大手前高松 【高校別データ】
池田 【高校別データ】
高知商 【高校別データ】
香川 【高校別データ】
笠田 【高校別データ】
海南 【高校別データ】
川島 【高校別データ】
高知工 【高校別データ】
高知農 【高校別データ】
高知東 【高校別データ】
高知東工 【高校別データ】
高知 【高校別データ】
高知海洋・高知丸の内・室戸 【高校別データ】
高知海洋・高岡・高知丸の内・室戸 【高校別データ】
高知丸の内・室戸 【高校別データ】
小松 【高校別データ】
清水 【高校別データ】
城西 【高校別データ】
城東 【高校別データ】
城南 【高校別データ】
城ノ内 【高校別データ】
城北 【高校別データ】
宿毛 【高校別データ】
西条農 【高校別データ】
三本松 【高校別データ】
四学大香川西 【高校別データ】
城山 【高校別データ】
尽誠学園 【高校別データ】
須崎工・高知丸の内・室戸 【高校別データ】
藤井学園寒川 【高校別データ】
高岡 【高校別データ】
徳島工 【高校別データ】
徳島商 【高校別データ】
徳島東工 【高校別データ】
富岡西 【高校別データ】
高松 【高校別データ】
高松商 【高校別データ】
津島 【高校別データ】
土佐 【高校別データ】
那賀 【高校別データ】
中村 【高校別データ】
鳴門 【高校別データ】
長浜 【高校別データ】
飯山 【高校別データ】
藤井 【高校別データ】
北条 【高校別データ】
丸の内 【高校別データ】
三木 【高校別データ】
三島 【高校別データ】
吉田 【高校別データ】

コメントを投稿する

プロフィール

寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム