第2回 水分補給の際の注意点と感染症予防について2018年04月22日

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 こんにちは、アスレティックトレーナーの西村 典子です。

 先日の1月20日、東京都四谷、そして2月11日、大阪、天満橋の2回に分けて限定セミナーを開催しました。

 テーマは、『「チームを支える最高のマネージャー」になるための5つのポイント!』にして、東京と大阪て開催したイベントは合計で約70名のマネージャーや指導者の方が参加してくれました。

 イベントでは緊急時の対応、スポーツ栄養学、熱中症の対応、故障を防ぐエクササイズのやり方、セルフチェックのやり方などを解説しました。参加者は熱心に耳を傾け、メモを取る姿が見られました。さらに最高のマネージャーになるために、「コミュニケーションの重要性」も説きました。

 前回はAEDの重要性や心肺蘇生の具体的なやり方を説明しました。第2回目の今回は水分補給や感染症について説明していきます。


水分補給の際の注意点と感染症予防について

【ジャグの中身】

 粉末タイプのスポーツドリンクは薄めに作った方が腸の吸収速度が早くなるので熱中症予防に適しています。
 また熱中症予防で大切なのが塩分補給です。梅干しなどを準備しておくといいですね。

【水分補給について】

運動中は20分から〜30分の間隔で水分を補給しましょう。温度はキンキンに冷やしすぎないよう常温または少し冷えてるぐらいの温度(8〜13℃)が丁度良いです。

 また塩分濃度は0.1〜0.2%、糖度は4〜8%が運動中には適している数字になります。

【栄養成分表示の見方】

 救急箱の中身は絆創膏はもちろん消毒液など万が一に備え一通り入れておきましょう。鏡があるとコンタクトレンズが外れた際に便利です。また選手のプレーに関わる爪のケアができる物を入れておくといいと思います。

【感染症予防のために】

 冬場はインフルエンザや胃腸炎が流行ります。よくある感染ルートがジャグなどに使うコップの使い回しです。対策としてはマイコップを用意しましょう。それができなければ毎回コップの使用後は洗うようにしましょう。

 またタオルや目薬の使い回しも感染の可能性があります。特に目薬は結膜炎の感染の危険性があるので小分けされている目薬を使用するなどの対策を取りましょう。

 体調が悪い選手がいたら本人だけではなく他の選手の迷惑にもなりますのですぐに練習をやめさせましょう。

講師:西村 典子
月2回「セルフコンディショニングのススメ」が好評連載中!

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プロフィール

西村典子
西村 典子 トレーナー
  • ■ 生年月日:1970年12月5日
  • ■ 出身地:大阪府
  • 奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。野球用品メーカーにて勤務後、トレーナーとして10年以上にわたり高校野球・大学野球の現場にたずさわる。野球現場での活動を通して自分たちで自分の体をマネジメントする「セルフコンディショニング」の重要性を感じ、チーム・選手・指導者にむけてスポーツ傷害予防や応急処置、トレーニング(ストレングス&コンディショニング)に関する教育啓蒙活動を行っている。

    一般雑誌、専門誌、ネットなどでも取材・執筆活動中。また整形外科ドクターと野球の傷害予防に関する共同研究活動なども行っている(現在の研究テーマは手指血行障害について)。

    現在、東海大学硬式野球部アスレティックトレーナーをはじめ、さまざまな高校野球部を担当中。
  • ・日本体育協会公認アスレティックトレーナー
    ・NSCA公認ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)
    ・NSCA公認パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
    ・日本スポーツ整形外科学会会員 等
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