高知農業高等学校(高知)
高知農業高校野球部
チーム力の底上げで打倒明徳義塾!
■「打倒明徳」を合言葉に熱い冬を過ごす
高知県南国市にある高知県立高知農業業高等学校。農業総合学科など、6つの学科を設置する農業高校だ。野球部が意識しているのは県内屈指の強豪・明徳義塾。「打倒明徳」を目標に厳しいオフシーズンを過ごしている。2013年夏に進出した8強を越え、その先にある甲子園を目指す。
■野球部の紹介
現在2年生14名、1年生14名の計28名が在籍。グラウンドには照明が設置されていないため、小さいライトで照らしながらのティー打撃を行うこともある。全体練習だけでなく、自主練習の時間を捻出することで、チーム力の底上げを図っている。
■秋季大会を振り返って
古豪・高知商との練習試合を印象深い試合に挙げた村田 鉄弥主将。「手も足も出ず、大差で負けてしまいました。自分達が力不足であることを実感させられた一戦でした」と悔しさを滲ませながら、理由を語ってくれた。ここで味わった悔しさが、冬の追い込みへの原動力となっているようだ。
■新チームを引っ張ってきた選手は?
大野 駿、好永 慶太の二名を推薦した村田主将。「大野、好永ともに中軸を担う、打線の中心です。秋は二人が挙げた打点が勝利に繋がりました」と理由を語ってくれた。
■この冬の意気込み!
「この冬が2年生の僕達にとって高校野球最後の冬。夏を戦い抜くために、重要な時期であることは間違いないですし、『あの時こうしていればよかった』と後悔しないためにも、本気で野球に取り組みます。1年生は、必死になる2年生の姿から感じ取ったものを、先々で活かしてほしいと思います」と力強く語ってくれた村田主将。夏に旋風を巻き起こすために、不退転の覚悟で自分を追い込んでいくつもりだ。
徹底された柔軟性への意識
練習に取り組む高知農業高校野球部 選手たち
ここからは高知農業の梶原 大志副主将、髙田 倫希投手に話を伺いました!
Q.秋の大会や練習試合が終わって見つけた課題を教えてください。
梶原:あっさりと内野フライを打ち上げてしまうことが多く、打線全体の繋がりで点を奪うことができませんでした。
髙田:自分を含め、投手陣の安定感が不足していると感じました。
Q.このオフシーズンの目標、強化したいことを教えてください
梶原:140km/h以上の速球に力負けしないために、身体作りとスイングの強化を行ってきました。
髙田:トレーニングでとことん自分を追い込み、体幹を強化してきました。
Q. 応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください。
梶原:右方向へのバッティングを見てください!
髙田:気迫のこもったピッチングを見てほしいです!
Q.チームの好きなところや、他のチームに負けていないところはどこですか?
梶原:身体の柔軟性獲得は日頃から高い意識で取り組んでいるので、他のチームに負けていないと思います。
髙田:トレーニングや柔軟性の強化など、自分の身体を良くしようという意識が高いところです。
Q. このオフシーズン、『自分はここまで成長するぞ!』と、いうこの冬の熱い宣言を最後にお願いします!
梶原:スクワットで200㎏を持ち上げる身体の強さを手に入れることを目指してきました!
髙田:今までの自分を越える成長を見せるつもりで取り組んできました。これからも周りの人を見返す、ギャフンと言わせるぐらいの強い気持ちでやり切ります!
梶原選手、髙田選手ありがとうございました!
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身体と心をともに鍛えてほしい
森 厚慶監督に伺いました!
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どんなテーマを持ってチームを作り上げてきましたでしょうか。
体重を増やす、柔軟性の向上などの「身体作り」を大きなテーマに練習に取り組みました。
Q. 秋の大会の振り返りならびに、冬でのテーマも教えていただけたら幸いです。
「打ち勝つ野球」というチーム像を目標に掲げているので、この冬は、特に打撃に力を入れて取り組んでいます。
Q. 最後に、これから厳しい冬のトレーニングに挑む選手たちへメッセージをお願いします。
秋季大会で完封された悔しさを忘れず、日々課題を持って練習に取り組んでほしい。心身ともに力強いチームを目指そう。
森監督、そして高知農業高校野球部の皆様ありがとうございました!
今年も大好評!
【冬が僕らを強くする 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!