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第58回 龍谷高等学校(佐賀)2018年02月25日

龍谷高校野球部
【目次】ページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!
[1]全ては夏につなげるために
[2]チーム全員で盛り上がれる団結力!
[3]冬に積み重ねて夏に結果を
心技体を身につける冬に
■春夏合計4回の甲子園出場を誇る強豪
佐賀県佐賀市にある龍谷高等学校。1878年に創立された、伝統のある私立校だ。野球部は1989年春のセンバツで8強入りを果たした実績を持ち、春夏合計4回の甲子園出場を誇る強豪だ。野球部以外の部活動も盛んで、剣道部が2007年に地元・佐賀で開催された高校総体で優勝を果たしている。
■野球部の紹介
現在2年生28名、1年生14名の計42名が在籍。雨でグラウンドが使用できない際には、体育館や校舎内などを活用することで練習スペースを捻出している。
秋季大会を振り返って
秋季大会前の練習試合で連戦連勝だった龍谷。その中でも鹿児島実との練習試合は特に印象的だったという。「8回が終わって、1対3とリードされていましたが、『次の打者に繋げよう』という意識を全員で共有することができ、9回に6点を奪っての逆転勝ち。『野球は最後のアウトを取られるまでわからないんだな』と実感しました」と古賀 俊哉主将が語るように、野球の格言を肌で感じる一戦となった。充実感を持って秋季大会を迎えただけに、初戦敗退のショックは大きく、「中々立ち直れなかった」と振り返る。
■新チームを引っ張ってきた選手は?
三苫 晃大、大関 喬介の二名を挙げた古賀主将。「三苫は出塁率が高く、1番打者としての役目を果たしてくれました。走塁技術もあり、塁上で相手をかき回すことも出来る選手です。大関は得点圏打率の高い、頼れる4番です」とそれぞれ理由を語ってくれた。
■この冬の意気込み!
「苦しい場面を向かえたときに『冬の練習の方がキツかったな』と思えるような冬にしたいです。そのためには、毎日達成感を感じられるような充実した練習を続けることが必要だと思っています。春以降の試合で、自信を持って戦えるような心技体を身につける冬にします!」と力強く語ってくれた。