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明徳義塾高等学校(高知・四国地区代表)「世代屈指の右サイド・市川悠太を擁し、狙うは36年ぶり大会制覇」

2017.11.10

明徳義塾高等学校(高知) 四国地区2年連続7回目

チームデータ

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代表決定までの経過

対戦日 大会名 得点 失点 対戦校 勝敗
11月5日 四国地区高等学校野球大会 決勝 2 1 英明
11月4日 四国地区高等学校野球大会 準決勝 3 1 松山聖陵
10月31日 四国地区高等学校野球大会 準々決勝 13 0 生光学園
10月17日 四国地区高等学校野球高知県大会 決勝 5 1 高知
10月14日 四国地区高等学校野球高知県大会 準決勝 7 6 高知商
10月1日 四国地区高等学校野球高知県大会 準々決勝 10 0 高知中村
9月23日 四国地区高等学校野球高知県大会 2回戦 10 0 高知高専

登録選手

背番号 氏名 学年 ポジション 身長 体重
1 市川 悠太 2 投手 184 74
2 安田 陸 1 捕手 179 81
3 中隅 廉王 2 一塁 175 70
4 藤森 涼一 2 二塁 165 53
5 田中 闘 2 三塁 171 65
6 菰渕 太陽 2 遊撃 173 65
7 谷合 悠斗 2 左翼 178 81
8 渡部 颯太 2 中堅 177 78
9 眞鍋 陸 2 右翼 175 70
10 庄野 太喜 2 捕手 168 70
11 孫入 陸 2 内野 166 69
12 池田 惇季 2 内野 179 90
13 柳田 晟 2 内野 175 67
14 保市 勇平 2 内野 163 64
15 服部 遼馬 1 投手 174 65
16 林田 大成 1 投手 178 65
17 徳永 快人 1 内野 172 67
18 松尾 航輝 2 捕手 176 82

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代表決定までの経過

  • 対戦日
  • 大会名
  • 得点
  • 失点
  • 対戦校
  • 勝敗
  • 11月5日
  • 四国地区高等学校野球大会 決勝
  • 2
  • 1
  • 英明
  • 11月4日
  • 四国地区高等学校野球大会 準決勝
  • 3
  • 1
  • 松山聖陵
  • 10月31日
  • 四国地区高等学校野球大会 準々決勝
  • 13
  • 0
  • 生光学園
  • 10月17日
  • 四国地区高等学校野球大会高知県大会 決勝
  • 5
  • 1
  • 高知
  • 10月14日
  • 四国地区高等学校野球高知県大会 準決勝
  • 7
  • 6
  • 高知商
  • 10月1日
  • 四国地区高等学校野球高知県大会 準々決勝
  • 10
  • 0
  • 中村
  • 9月23日
  • 四国地区高等学校野球高知県大会 2回戦
  • 10
  • 0
  • 高知高専

登録選手

  • 背番号
  • 氏名
  • 学年
  • 位置
  • 身長
  • 体重

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チーム紹介

【チーム紹介】

 昨年は1回戦スタート。作新学院(栃木)に快勝するも、2回戦では福岡大大濠三浦 銀二(当時2年)の前に歯が立たなかった明徳義塾。高知県大会では準決勝・高知商戦との激闘を勝ち抜き、四国大会を制した今大会では2回戦スタート。一方で、昨年に引き続き関東大会王者と初戦で対戦することになった。

 投打の中心はエースの市川 悠太(2年)。「投手紹介」に詳しく記した投球に加え、四国大会では恐怖の8番打者として9打数5安打4打点。高知県大会からの通算でも20打数8安打7打点をマークしている。

 また、4番から6番に下がった四国大会では9打数4安打1打点。秋季通算でも22打数8安打5打点をマークしている谷合 悠斗(2年・左翼手)は高校通算22本塁打のスラッガー。また、四国大会では4番に座わり、11打数2安打3打点と苦しんだ渡部 颯太(2年・中堅手)も高知県大会決勝戦に続き、練習試合・龍谷大平安(京都)でも島田 直哉(2年)から本塁打を放つなどパワーは谷合に匹敵するものを持っている。

 走れる選手がそろっているのも現チームの特長である。センバツ以降の不調から脱した2番・田中 闘(2年・三塁手)は3盗塁、4番の渡部は4盗塁。9番・二塁手の藤森 涼一(2年)も50メートル走5秒7と驚異的な脚を持っている。

 四国大会でも3試合で失策1のみの守備には定評があるだけに、ここに夏の甲子園を谷合と共にレギュラーで経験している3番・菰渕 太陽(2年・遊撃手)、秋季大会通算21打数11安打5打点の打棒に加え、リードにも日に日に安定感が出てきた5番・安田 陸(1年・捕手)が組むクリーンナップや、秋季大会通算20打数8安打、四国大会決勝戦では3打数3安打のリードオフマン・眞鍋 陸(2年・右翼手)や、犠打・選球眼に優れる7番・中隈 廉王(2年・一塁手)を絡めて、着実に得点を重ねたいところだ。

 ちなみに同校は明徳時代の1981年・第12回大会で明治神宮大会を制しているが、当時は招待出場を受けたもの(同年秋季四国大会はベスト4)。2000年の第31回大会から現在の地区大会王者決定戦となって以降は、ベスト4進出の経験はない。明治神宮大会の抱負を問われ決勝戦でしか実現できない「大阪桐蔭と対戦する」を明確に掲げた名将・馬淵 史郎監督の下で、彼らは36年ぶり2度目の大会制覇を目指す。

【投手紹介】

 絶対的エースは最速145キロのストレートと130キロ中盤のツーシーム、120キロ中盤のスライダーを投げ分ける世代屈指の右サイド・市川 悠太。秋季大会は高知県大会、四国大会合わせて8試合全イニングで登板し、53回を投げ被安打33・奪三振58・四死球16で防御率は1.19。「フォームがバラバラになってしまった」県大会準決勝・高知商戦の終盤を除けば終始安定した投球内容を続けており、四国大会に限れば防御率は0.78。夏の甲子園に続く全国大会でも飛躍が期待できる。高知県大会時から「試合で試したい」と言い続けている落ちるボールをどこで投げるかも注目だ。

 なお、ベンチには林田 大成服部 遼馬の両1年生左腕も控えるものの「現時点では市川との実力差が大きすぎる」と馬淵監督。頂点到達へは市川の右腕にすべてがかかる。

■高校別データ:明徳義塾

(文・寺下 友徳

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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