怪我を早期回復させる為に必要な食材!
前回は、「スポーツ性貧血の症状と原因について!」を説明をしました。今回は、「怪我を早期回復させる為に必要な食材」を解説をしていきます。
プロ野球では、キャンプに向けて自主トレをしている選手がほとんどですね。高校野球では冬の地道なトレーニングを積んでいる時期かと思います。
私が現役の頃は、この時期がくるのが、本当に辛くて早く暖かくならないかなといつも思っていました。この冬の追い込み期間で身体は、満身創痍のはずです。なかには怪我をしている選手もいるでしょう。怪我は予防することが1番ですがやむをえず怪我をしてしまった場合、早期回復することがベストです。
怪我から早期回復し、現場復帰するためにも修復するための栄養は必要不可欠になってきます。
怪我の種類
やむをえず怪我をしてしまった場合は早期回復することがベスト
・骨
・腱
・靭帯
・半月板
・筋肉
以上が代表格で上げられると思います。
これらの炎症、損傷や断裂が主な原因で痛みを生じているケースがほとんどですよね。
これらを修復させ改善していく為には、下記の栄養素が必要になります。
必要な栄養素
必要な量の栄養素を必ず摂取
・タンパク質・亜鉛
・ビタミンA・C・E
・ビタミンD・K
・鉄・カルシウム
・ビタミンB6
・オメガ3・セレン
ザッと並べただけでもこれだけあります。
ハッキリ言って、食事だけで補おうとしても非常に厳しいと思います。高純度で必要量摂取したい方は、ビタミン・ミネラルをホエイプロテインと一緒に摂取するのがベストです。
タンパク質おいては、怪我の回復期や維持期は、体重に1.5をかけた数値を目安にするといいと思います。食事とプラスして捕食でも摂取しましょう。
セレンやオメガ3も摂取できていない場合が多いので摂取をオススメします。
セレンは、ビタミンEの50倍以上の抗酸化作用を持っており、怪我の時の酸化ストレスを軽減してくれます。
食材でいうと
・カツオ節
・うに
・あんこう、肝
に多く含まれます。カツオ節が一番無難で使いやすいと思います。
朝食などで卵かけご飯にかけても良いですね。
オメガ3は、
動物性なら、青魚
植物性なら、亜麻仁油、えごま油
が代表格です。こちらも抗酸化作用が高いので積極的に摂取したいです。
熱に弱いので、サラダにかけたり納豆にかけたり、プロテインに混ぜたりして飲んでみてください。
アスリートにとって、怪我の早期回復や予防は非常に重要な問題です。回復が遅れて良いことは1つもありません。
毎日、必要な量の栄養素を必ず摂取するようにしましょう!
文=久保 翔平 (カラダツクル株式会社代表取締役)