第131回 3年生座談会 県立菊池高校(熊本)「熊本工業を破った、夏の大会。そして得たもの...」【後編】2018年04月09日

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【目次】
[1]選手の成長とマネージャーへの感謝
[2]熊本工業を破った、夏の大会
[3]3年間の部活動を振り返る

熊本工業を破った、夏の大会

――夏の大会について伺います。1回戦で天草高校に4対1で勝利。2回戦で迎えた私学の熊本学園大付属高校戦は9回まで0対1で負けていたものの土壇場で追いつくと、延長10回に勝ち越して辛勝でした。

芹川::9回は、さすがに負けるかもと思いました。そもそも1回戦も勝ちましたが、もう少し楽な展開でいけると思っていたんです。

中尾:みんな初めての夏の大会なので、アガっていたんだと思います。

河津::監督からも、試合中に「お前らアガりすぎだぞ!」と言われました。ミスを怖がっていたんだと思います。なんとか勝てたから良かったです。



座談会参加に参加してくれた3年生

――そして迎えた3回戦で、のちに広島東洋カープにドラフト2位指名される山口 翔投手を擁する熊本工高校と当たりました。

芹川::強豪校、そして有名な投手と対戦できる喜びはありました…が、先発は山口君じゃなかった(笑)

後藤::相手からナメられているのかな、と思いました。悔しかったですね。

依田:バッティングマシンも速くして対策したのに。なんとか見返してやりたかったです。

――試合は、一回裏に菊池が2点を先制しました。五回表に熊本工が1点を返しますが、その他の回はゼロが並びます。

宮本:僕の調子が良かった。変化球が面白いようにコースへ決まるんです。大舞台の試合だけど、本当に楽しかった。

坂本:僕はサードコーチとして試合を見ていましたが、あの試合はそれまでの2試合と違ってみんな落ち着いていました。

――そして七回裏に菊池がランナーを溜めると、ついに山口投手が出てきました。調子の上がらない山口投手から、さらに2点を追加します。

芹川::カウント2ボールから出てきて、結果、四球でした。でも、149km出ていた。本当に速かった(笑)凄すぎます。

――試合は八回表に熊本工が2点を返しますが、4対3で逃げ切りました。

芹川::本当に自信になりました。試合後、監督が笑顔だったのが印象的でした。

宮本熊本工の迫力ある応援が凄かった。甲子園にいるような雰囲気でした。試合自体が、夢のような時間でした。ただ、次の試合に負けてしまったのが残念。勝って秀岳館と当たりたかったです。

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