第6回 剛速球と豪快なホームランが醍醐味のドミニカ野球を徹底解剖!2017年03月22日

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【目次】
[1]エージェントの仕事はハードだけど、とてもやりがいのある仕事
[2]ドミニカにとって野球は貧困に打ち勝つことができるスポーツ
[3]ドミニカ野球の醍醐味は剛速球とホームラン

ドミニカにとって野球は貧困に打ち勝つことができるスポーツ

エドウィン・ドミンゲス氏

豊:次にWBCの話題ですが、2013年にドミニカ代表が優勝した時の国民の反応はいかがでしたか?

エ:野球は国内で最も人気なスポーツということもあって、優勝したドミニカ代表がアメリカから帰ってきたとき、空港から中心部までパレードになって、本当にお祭り騒ぎでした。

WBCといえば、前回大会でアメリカを破った時が印象的ですね。世界の大国で、野球大国でもあるアメリカに、カリブの小国のドミニカが勝ったというのは、ドミニカにとって歴史的な出来事になりました。

豊:そうなんですね。ドミニカの野球人気の高さがよくわかります!では、ドミニカの野球の強さの秘訣とはなんでしょうか?

エ:3、4歳のころから野球を始める、そういった幼少期から野球に関わっているということがまず一つです。ドミニカでは伝統的に、赤ちゃんが生まれた時には野球のバットとグラブをプレゼントするというものがあります。定番で人気な出産祝いです。野球は楽しく、そして情熱を持っているからやっているというのも当然ありますが、野球に成功することで、貧困に打ち勝つことができるということはドミニカの野球少年にとって大きなモチベーションになります。メジャーリーグなどで活躍して稼ぐと、家族や友達を助けることができますからね。

豊:その話でいうと、日本でいう部活動のように、ドミニカでは学校教育と野球はどういう関係になっているんですか。

エ:ドミニカでの野球は他と違って、学校と野球は完全に区別されたものとして扱われます。学校には部活はなく、アカデミーでみんなプレーしています。5歳から12歳までは、趣味として、同じ年齢同士で遊び感覚で野球をプレーします。他の町のチームや、国外のチームと対戦したりするのはこちらのカテゴリーではあまりないです。が、12~18歳のカテゴリーでは、子供たちはプロになるための練習を始め、仕事としてプレーすることになります。なので基本的に、12歳のタイミングで、これからプロを目指して真剣に野球をやっていくのか、それとも趣味として続けていくのかを決める大きな分岐点になります。私自身もプロを目指すカテゴリーに所属していましたが、さっきも言ったように大学でプレーはやめました。

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