第4回 グラブの刺繍に込めた青春コトダマ【帝京第五編】2017年07月13日

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【目次】
[1]帝京第五の主力選手「グラブ刺繍」に託した想い
[2]「想い」に加え「試合状況」を考えた刺繍も

 昨今、自分のお気に入りのグラブに、好きな言葉を刺繍でいれて愛用するプレーヤーが増えてきました。グラブの刺繍の言葉には、選手一人ひとりどんな思いがあるのでしょうか?今回は「コトダマ」企画の特別編として、球児たちのグラブの刺繍にまつわるエピソードを取材しました。

 第4回は48年ぶり2回目の出場を果たしたセンバツに続き、愛媛大会第1シードとして悲願の夏甲子園初出場を狙う帝京第五。今回は主力の5選手に練習用グラブ・試合用グラブをお持ち頂き、刺繍に託した想いをお聞きしました。

帝京第五の主力選手「グラブ刺繍」に託した想い

宮下 勝利(帝京第五)

宮下 勝利(3年主将・遊撃手)
試合用グラブ「キセキ 勝利」
練習用グラブ「TEIKYO Katsutoshi」

「試合用グラブは今年作りました。『勝利』は自分の名前ですが、『キセキ』は小学校(大阪・東淀川ファイトキングス)の時、監督さんの車で試合に行く時に聞かされていたGReeeeNさんの歌のタイトルから、この歌を聴いているときは負けていなかったので入れました。練習用グラブに刺繍を入れたのは1年生の冬。学校を背負う思いからです。

 試合用グラブにあえてカタカナで『キセキ』と入れたのいは『奇跡』や『軌跡』を試合で発揮したいから。1番から9番まで切れ目のない打線を武器に、一戦一戦必死に戦って甲子園に出て、甲子園で勝てるように頑張りたいです」

篠崎 康(帝京第五)

篠崎 康(3年・捕手)
試合用・練習用グラブともに「篠崎 康」

「僕はグラブに言葉を入れるのは好きではないんです。ただ、名前を入れることは自分のグラブという意識を持つためには必要だと思いますし、その名前に自分の想いを込めていると考えています。

 春はセンバツでも四国大会でも思うような活躍ができなかったので、課題を克服し最大のパフォーマンスをしたいです」

小西 隆斗(帝京第五)

小西 隆斗(3年・三塁手)
「感謝 小西隆斗」

「自分は自宅からの通学組なので、毎日送り迎えをしてもらっている親をはじめ、最後の夏へ向けていろいろな方への感謝を込めて最近入れました。思春期には親とのケンカが多くて感謝の想いを忘れていましたし、感謝の想いを持てばプレーも変わってくると思います。第1シードですが、見極めをしっかりする自分たちの野球をして昨秋県準優勝に終わったリベンジをしたいです」

【次のページ】 「想い」に加え「試合状況」を考えた刺繍も

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小西 隆斗(帝京第五) 【選手名鑑】
佐藤 蒼介(帝京第五) 【選手名鑑】
篠崎 康(帝京第五) 【選手名鑑】
藤井 清光(帝京第五) 【選手名鑑】
宮下 勝利(帝京第五) 【選手名鑑】
帝京第五 【高校別データ】

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プロフィール

寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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