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地球環境高等学校(長野)

2017.02.04


集合写真(地球環境高等学校)

常にプラス思考で、ノリが最高なチーム

■地球環境はどんな学校?

長野県佐久市に本校を構える地球環境高等学校は2002年に開校した通信制の私立校。創立1年目からサッカー部が全国高校サッカー選手権に出場し話題を呼んだことでも知られている。野球部は2005年に創部。2012年春には甲子園に出場したが、初戦履正社(大阪)に2対5で敗れた。昨秋は、東信地区大会を勝ち抜け、長野県大会に出場。OBには元ソフトバンクの大滝 勇佑選手がいる。

■地球環境野球部の練習環境

現在、野球部は2年生9名、1年生8名の計17名。部員数は決して多くはないが、我満 夕輝主将はチームメイトについて「常にプラス思考で、ノリが最高」と評している。グラウンドはフットサルコート程度の広さしかないので、市営の球場を借りて練習することもある。

■地球環境を引っ張る選手は?

昨秋は村松 大晴選手と岸本 海人選手が活躍。「勝負強く、チャンスメイクもチャンスからの1本もこの二人。とにかく打っていました」と、我満主将。今春は塚田 悠斗選手にも期待しているという。

■秋季大会を振り返って

我満主将が最も印象に残っている試合に挙げたのは、地区大会1回戦の野沢南戦。「あの試合は7回まで1対0で勝っていたのですが、8回裏にまさかの4失点。『こんなところで終わるのか……』と、思ったのですが、9回表に5点を取り返し逆転で勝つことができました」。秋季大会では「どんなコースでも打ち返せるように練習している」という打力が目立ったが、その一方で我満主将は「守備の弱さ」を課題に挙げている。

■この冬への意気込み

1年生にとっては初めての経験になるのでキツくて乗り越えるのに精一杯というところもあると思いますが、2年生にとってこの冬は本当に勝負。全体練習をこなすことはもちろん、各自の自主練習が春と夏へのカギになると思います。1勝でも多く勝つことが自分たちの目標なので一人ひとりが意識を高く持ち、一日一日、勝負していきたいです。

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[page_break:練習中の前向きさなら負けない!]

練習中の前向きさなら負けない!

 ここからは、村松 大晴選手(2年)と岸本 海人選手(1年)の二人にお話を伺いました!

村松 大晴選手(地球環境高等学校)

Q. 秋季大会で見つけた課題を教えてください。

村松:単打を打つことはできましたが、長打を打つことができなかったのが課題です。
岸本:守備で一歩目が遅かったので、一歩目の始動を早くすることす。

Q. このオフシーズンで強化したいところは?

村松:長打力が身に付くように、バットをたくさん振りたいです。
岸本:体を鍛え、自分の足りないところを伸ばしたいです。

Q. 野球をする上でのモットーはありますか?

村松:継続は力なり。
岸本:時を重ねた努力は自力となる。

Q. では、チームの好きなところや、ここは他のチームに負けない!というところを教えてください。

村松:練習中の前向きさです。
岸本:選手一人ひとりの個性が豊かなところです。

Q. 最後に、このオフシーズン、「自分はここまで成長するぞ!」という熱い意気込みをお願いします!

村松:スピードとパワーを兼ねそろえた選手になります!
岸本:絶対的な守備力と打撃力を身に付けます!!

 村松選手、岸本選手、ありがとうございました!

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[page_break:最善の努力ができるかが勝負!]

練習風景(地球環境高等学校)

最善の努力ができるかが勝負!

 羽鳥 均監督にお話を伺いました!

Q. 新チームが始まってから、どのようなテーマをもってチーム作りをされて来たのでしょうか?

 体力、走力の向上を目指して練習させています。基本能力が低いので身体能力を向上させ、基礎練習を徹底。そして、弱いチームであることを自覚させ、一人ひとりの基礎体力を育成したいと考えています。

Q. 最後に、厳しい冬の練習に挑んでいる選手たちにメッセージをお願いします!

 最善の努力ができるかできないか、勝負してほしい。あとはミーティング通り、真面目にやること!

 羽鳥監督、そして地球環境高校野球部の皆様ありがとうございました!


今年も大好評!
冬が僕らを強くする 特設ページ
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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