目次

【目次】 [1]ベスト4まで勝ち進んだ昨秋の県大会を振り返る
[2]4番打者とエースが今後目指す選手像とは
[3]弱い自分を克服する気持ちで毎日グラウンドに立ってほしい

ベスト4まで勝ち進んだ昨秋の県大会を振り返る

■快進撃でベスト4まで勝ち進んだ岡山商大附
岡山県岡山市にある岡山商大附は、1911年に私立吉備商業学校として開校され、1994年に現校名となった。昨秋は準決勝まで勝ち進み、今年は初となる甲子園出場を目指している。

■ベスト4をかけた一戦はスクイズが決勝点に!
岡山商大附は、1年生11名、2年生15名の26名で活動。今年のウリについて坂東 政貴主将は「元気があり、仲が良いことです。そして個性派の投手陣にも注目です」と答えてくれた。普段は人工芝のグラウンドと校内にある土のグラウンドと併用している。坂東主将に印象的な試合を振り返ってもらうと、秋季県大会準々決勝の玉野光南戦を挙げてくれた。試合序盤は最速148キロ右腕・斎藤 寛太投手の投球に苦しめられなかなか点が取れずにいたが、5回表にチャンスを作り、スクイズで1点を先制。その後、エースの岩永 勇洋投手が12三振を奪う好投を見せて完封勝利。4強入りを決めた。

 これまでのチームとの違いとして、坂東主将が「絆の強さだと思います」と答えたように、勝ち進むごとにチームは1つになっていった。しかし準決勝で、秋優勝した関西に0対10で敗れ、そして3位決定戦の創志学園戦にも敗れ、中国大会出場を逃してしまった。坂東主将は関西との差について、「個々の力の差を痛感させられました」と振り返り、目標の春夏優勝へ向けて「打力アップとメンタル面の強化」が課題となった。

■投打に個性的な選手が揃う
坂東主将に、秋に活躍した選手を伺った。打線の中心として出塁率が高く、常に安打を打てる1番の笠井 大輝選手、つなぎ役に徹した2番の浦上 空大選手、ミート力が高く、右左に安打を打ち分ける左の好打者である3番の西川 聖人選手、勝負強い打撃を見せる4番山崎 大規選手、一発長打が魅力の5番・金丸 凛己選手の5人が中心となる。そして投手陣では、135キロ前後の速球を武器に高い奪三振率を誇る右投手の岩永 勇洋選手や、180センチの長身から角度ある速球を武器にする左腕・白川 史也投手の名前も挙げてくれた。また坂東主将は代打の切り札・佐藤 大将選手の活躍にも期待していた。

 ここまでチームメイトについて詳しく話をしてくれた坂東主将だが、昨秋は新チーム直後に怪我をしてしまい、サポートメンバーに回っている。川端監督は新チーム当初は、チームの要になる選手だと評価をしていた。
「実力はある選手ですし、彼が主力選手として試合に出場していれば、秋はもっと違う試合展開になっていたと思います。それだけに春は活躍したい思いは強いでしょう。彼は本当にしっかりとやってくれる選手ですし、我々スタッフも彼のことを信頼をしています」と春での活躍を期待している。秋、試合に出られなかった坂東主将がその悔しさをバネに活躍すれば、またチームは変わってくるだろう。

■弱かった自分を克服して、後悔がないオフシーズンに
岡山商大附は、「肉体改造」をテーマに冬の練習に励んでいる。その中でもきついのが「四角走」だ。このメニューを詳しく説明すると、60mの正方形を作り、ワンベース・9秒→ツーベース・18秒→スリーベース・26秒→ホームラン・36秒という順に走り、これを4セット行い、体力・精神力を鍛えている。このオフシーズンについて、坂東主将は、「春になって、自分たちがやってきたことに後悔がないようなオフシーズンを送りたいです」と話すように、弱かった自分を克服して、春には大きく成長した姿を見せていく。

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