第34回 予選でキラリと光った7人衆!東海地区から手束 仁氏が選抜!今井、神尾、稲垣、それから?2016年08月03日

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【目次】
[1]多くの普通の高校生投手に自信と勇気を与えた稲垣 淳之介(袋井)
[2]先輩・岩瀬仁紀の話に発奮し、4強の原動力となった神尾 明星(西尾東)
[3]憧れ続けた聖地へ到達 岐阜県ナンバーワンスラッガー・今井 順之助(中京)

先輩・岩瀬仁紀の話に発奮し、4強の原動力となった神尾 明星(西尾東)

神尾 明星(西尾東)

 本人はそう思っていなくても、周囲は思わず“岩瀬二世”と称えてしまう。そんな素晴らしい投打の活躍だった。チームは4年ぶりのベスト4進出となったが、当時の西尾東の活躍を見て、「地元の学校で、甲子園を目指したい」という思いで集まったのが、この世代だった。高校時代は岩瀬 仁紀投手の1年下で、投手と外野手をやっていたという寺澤 康明監督からは、「とにかく、岩瀬さんはよく走っていた。時間を見つけては走っていた」ということを聞かされて、自分もしっかり地道に努力していこうと思うようになった。

 チーム内にはライバルともいえる川崎 ライアン君もいた。リードしていた試合が雨天中止となって、仕切り直しとなった準々決勝。投手としては先発して、6回のピンチでは一旦外野に退きながら、7回から再登板していた。4対4で迎えた9回、このままいけば延長もありかという流れだった。一死満塁で3番打者として迎えた打席、初球から振っていって2球目、捉えた打球は左翼線に落ちた。まさに、投げて打っての大活躍だった。

【選手名鑑】神尾 明星

1人三役を背負い、その期待に応えた藤嶋 健人(東邦)

藤嶋 健人(東邦)

 1年に今の夏に甲子園デビューした注目の男が、最後の夏に甲子園に戻ることができた。「エースで4番打者で主将」名門東邦のユニフォームを着て、一人で背負うものが多すぎるのではないだろうか…と心配してしまう向きもあるが、森田 泰弘監督はきっぱり。「藤嶋は1人三役を背負える選手であるということですから大丈夫です」。絶対の信頼を置かれている。そして、その言葉に十分にこたえる活躍でチームを2年ぶり、春夏連続の甲子園に導いた。

 1年生の時から注目を浴びる存在となっていたが、そのことに奢ることもなければ、プレッシャーと感じて自分で崩れていくこともなかった。打順では自分の一つ前を打つ松山 仁彦関連記事も、自分と同様に投げて打っての選手であったことも刺激になった。ことに、春季大会では投手としては松山君が中心となってベスト8にまで進み、そのことがチームの底上げとなり、森田監督も評価していた。それが、自分自身のさらなる成長にもなった。

 大本命として挑んだ夏の愛知大会で、その下馬評通り、堂々と勝ち上がってきて、藤嶋君は投打でその期待に応えた。檜舞台での活躍が期待される。

【選手名鑑】藤嶋 健人

藤嶋選手インタビュー:最高の仲間とともに全国制覇へ

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稲垣 淳之介(袋井) 【選手名鑑】
今井 順之助(中京) 【選手名鑑】
神尾 明星(西尾東) 【選手名鑑】
北川 竜之介(中京) 【選手名鑑】
小林 宗弘(都立桜修館) 【選手名鑑】
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静清 【高校別データ】
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津田学園 【高校別データ】
東邦 【高校別データ】
常葉橘 【高校別データ】
西尾東 【高校別データ】
日大三島 【高校別データ】

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プロフィール

手束仁
手束 仁
  • 生年月日:1956年
  • 出身地:愛知県
  • ■ 経歴
     愛知県知多市出身。半田高→國學院大81年卒。大映映像事業部など映像会社で、映画・ビデオなどの販売促進、営業等を経て、編集プロダクションに10年勤務後独立。
     99年に『熱中!甲子園』(双葉社)を仕掛け、を刊行。同年に『都立城東高校甲子園出場物語~夢の実現』(三修社・刊)で本格的にスポーツ作家としてデビュー。99年12月に、『アンチ巨人!快楽読本』(双葉社)を企画編集・執筆。その後、『ふたりの勇気~東京六大学野球女子投手誕生物語』、『高校野球47の楽しみ方~野球地図と県民性』(三修社)などを相次いで刊行。さらに話題作となった『甲子園出場を目指すならコノ高校)』(駿台曜曜社)、『野球県民性』(祥伝社新書)、『プロ野球にとって正義とは何か』、『プロ野球「黄金世代」読本』、『プロ野球「悪党」読本』(いずれもイースト・プレス)などを刊行。
     さらには『高校野球のマネー事情』、『スポーツ(芸能文化)名言』シリーズ(日刊スポーツ出版社)、『球国愛知のプライド~高校野球ストーリー』などがある。
     2015年には高校野球史を追いかけながら、大会歌の誕生の背景を負った『ああ栄冠は君に輝く~大会歌誕生秘話・加賀大介物語』(双葉社)を刊行し18年には映画化された。

     スポーツをフィルターとして、指導者の思いや学校のあり方など奥底にあるものを追求するという姿勢を原点としている。そんな思いに基づいて、「高校生スポーツ新聞」特派記者としても契約。講演なども國學院大學で「現代スポーツ論」、立正大で「スポーツ法」、専修大学で「スポーツジャーナリズム論」などの特別講師。モノカキとしてのスポーツ論などを展開。
     その他には、社会現象にも敏感に、『人生の達人になる!徒然草』(メディア・ポート)、『かつて、日本に旧制高等学校があった』(蜜書房)なども刊行。文学と社会風俗、学校と教育現場などへの問題提起や、時代と文化現象などを独自の視点で見つめていく。 そうした中で、2012年に電子メディア展開も含めた、メディアミックスの会社として株式会社ジャスト・プランニングを設立。新たなメディアコンテンツを生み出していくものとして新たな境地を目指している。
  • ■ 著書
    都立城東高校甲子園出場物語~夢の実現』(三修社) 
    甲子園への助走~少年野球の世界は、今』(オーシャンライフ社)
    高校野球47の楽しみ方~野球地図と県民性』(三修社)

    話題作となった
    甲子園出場を目指すならコノ高校(増補改訂)』(駿台曜曜社)
    スポーツ進学するならコノ高校
    東京六大学野球女子投手誕生物語~ふたりの勇気』(三修社)
    三度のメシより高校野球』(駿台曜曜社)
    スポーツライターを目指す人たちへ~江夏の21球の盲点』(メディア・ポート)
    高校野球に学ぶ「流れ力」』(サンマーク出版)
    野球県民性』(祥伝社新書)
    野球スコアつけ方と分析』(西東社)
    流れの正体~もっと野球が好きになる』(日刊スポーツ出版社)NEW!
  • ■ 野球に限らずスポーツのあり方に対する思いは熱い。年間の野球試合観戦数は300試合に及ぶ。高校ラグビーやバレーボール、サッカーなども試合会場には積極的に顔を出すなど、スポーツに関しては、徹底した現場主義をモットーとしている。
  • ■ 手束仁 Official HP:熱中!甲子園
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