花咲徳栄か?聖望学園か?高橋 昂也vs超強力打線!埼玉決勝進出2校の勝ち上がりを振り返る!
総合力で勝負する花咲徳栄か、強打で勝負する聖望学園か?これまでの勝ち上がりを振り返る
上: 高橋 昂也(花咲徳栄) 下:大野 亮太 (聖望学園)
7月27日12:00より[stadium]大宮公園球場[/stadium]にて158チームが参加した埼玉大会の決勝戦が行われる。
今大会も数多くの熱戦が繰り広げられた埼玉大会。ここまで勝ち上がってきた聖望学園・花咲徳栄の軌跡を振り返る。
■聖望学園
準決勝 6 – 5 大宮東
準々決勝 9 – 5 市立川越
5回戦 7 – 0 早大本庄
4回戦 7 – 0 西武台
3回戦 8 – 3 久喜工
2回戦 14 – 0 熊谷農
これまでの戦いを見ても分かる通り、聖望学園は接戦をものにして勝ち上がっている。特に4番の大野亮太の活躍ぶりは注目で、大宮東戦でも逆転2ランを放つなど、埼玉を代表する強打の捕手に相応しい活躍を見せている。安定感のある右サイドの中川 航の投球もカギになりそうだ。決勝戦は大野の前に走者をためて、大野が打ち返せるか。じっくりと攻めて攻撃していきたいものだ。
■花咲徳栄
準決勝 5 – 0 春日部共栄
準々決勝 9 – 0 熊谷商
5回戦 10 – 0 滑川総合
4回戦 9 – 0 入間向陽
3回戦 15 – 0 進修館
2回戦 14 – 3 桶川西
花咲徳栄の戦いぶりを見ると、岩井隆監督の春の大会以降の投手起用が実っている。春の大会では、2年生右腕・綱脇慧、3年生の清水 達也を起用。この2人がエース・高橋昂也抜きで関東大会準々決勝まで勝ち進んだ。2人が使える目処が経ったことで、夏でも余裕を持って高橋が使えるようになった。そして高橋はしっかりと調整を果たしたことで、完全復活。5試合を投げて28イニング48奪三振、四死球1と圧巻の投球を見せている。準決勝で初めて完投したが、その影響が出るか?いずれにしろ注目の投球になりそうだ。
■今大会ベスト16進出チーム
市立川越・正智深谷・上尾・南稜・花咲徳栄・滑川総合・大宮東・埼玉栄・春日部共栄・埼玉大宮工・熊谷商・西武文理・浦和実・星野・聖望学園・早大本庄
ドットコム編集部が独断で選ぶ今大会のハイライト試合
5回戦 大宮東vs埼玉栄 打線が1年生右腕・米倉を粉砕
3回戦 市立川越vs浦和学院 浦和学院、三年連続公立高校に敗れる
2回戦 川越東vs山村学園 好投手対決は川越東・星野に軍配
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