■49地区別、ここ10年間の夏の甲子園勝利数ランキング

 いよいよ明日甲子園決勝を迎える前に、06年から昨年までの10年間に行われた夏の甲子園のすべての勝敗を都道府県(49地区)ごとに集計したところ、ベスト10は以下の通りになった。

1.大阪:24勝8敗
2.神奈川:22勝10敗
3.西東京:20勝8敗1分、沖縄:20勝9敗
5.東東京:18勝10敗
6.青森:17勝10敗、宮城:17勝10敗
8.群馬:16勝9敗
9.兵庫:15勝11敗
10.栃木:13勝10敗、新潟:13勝10敗

大阪桐蔭

 見事、第1位に輝いたのは、やはり大阪。なかでも大阪桐蔭は08、12、14年の3回も全国制覇を果たすなど、この10年間で挙げた勝ち星は20と他を圧倒。まさに現在の高校野球界は大阪桐蔭を中心に廻っていると言っても過言ではないだろう。

 第2位は強豪校がひしめく神奈川。こちらは東海大相模が9勝、横浜が6勝、桐光学園慶應義塾が3勝ずつ。さらに横浜隼人が勝ち星を挙げ、22勝を積み重ねた。

 東京勢も素晴らしい結果を残しており、早稲田実業が12勝、日大三が7勝している西東京は3位、関東一帝京が共に8勝している東東京は5位にランクインしている。

 このように出場校が100校を超える激戦区が上位を占めるなかに割って入ったのが3位タイの沖縄。10年に優勝した興南をはじめ、浦添商沖縄尚学八重山商工が全国の舞台でも上位に進出する活躍を見せた。

 近年、進境著しい東北地方をリードする両雄・青森県と宮城県はともに17勝で6位タイ。全国で活躍する八戸学院光星仙台育英の存在が県全体のレベルを引き上げているようだ。データ的に見ても、東北勢悲願の初優勝は、いつ起こっても不思議ではない。

 また、北信越からは新潟県が10位タイにランクイン。夏の甲子園の通算勝利数ランキングは27勝で全国45位だが、約半数の13勝をこの10年で挙げ、躍進を遂げていることが分かる。

 一方、意外に勝ち星が伸びなかったところでは広島県(10勝/19位タイ)、福岡県(9勝/25位タイ)、埼玉県(6勝/35位タイ)、茨城県(4勝/45位)、香川県(2勝/48位タイ)など。また、夏の通算勝率ランキングで2位の愛媛県も7勝(32位タイ)にとどまっている。明日の決勝でさらに勝利数を伸ばすのは果たして?

(文・大平 明)

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