目次

[1]演奏は発声と似た部分がある
[2]甲子園は100%の力を発揮できる場所!
[3]甲子園での演奏できること、そして一丸となって演奏できることが楽しい!

 秋、春、そして夏も優勝旗を手に取り、聖地・甲子園に出場を目指す西東京の日大三。強打が自慢の日大三は、その破壊力でこの夏もどのように勝ち上がるのか。今から楽しみであるが、そんな選手たちを支えるのはスタンドにいる選手だけではない。
 素晴らしい音色を奏で、選手を援護する吹奏楽部。今回はそんな吹奏楽部に訪問し、野球部応援の話や、甲子園での話を伺った。

 

演奏は発声と似た部分がある


 現在は5学年合わせて100名近くの部員が在籍する日大三吹奏楽部。中・高一貫校だからこそ5学年もいるわけだが、気になるのは6学年ではない、ということだ。

  

 「付属校向けの大学入試が9月にあるので、あまり3年生が長く部活に参加すると、進路に影響が出るので、2年生の秋で引退してしまうんですよ」
 落ち着いた表情で顧問の細谷先生は、付属校ならではの入試のシステムそしてそれに伴う生徒への配慮を語った。

  

 しかし入試のシステムの問題は3年生の引退時期だけでない。実はコンクールへの問題もあるのだ。
 吹奏楽部も高校野球と同様に夏に大きなコンクールが控えている。ここで結果を残すために全国の吹奏楽部の生徒は日々部活動に励んでいる学校が多い。しかし、春から2年生が主体となる日大三は違う。
 「3,4か月でコンクールまで仕上げるのは難しい。体制が整わないんです。だから秋とかその年の後半に控えるコンクールにピークを持ってこられるように準備をするんです。
 逆に言うと丁度この時期は野球部応援が重なっているので応援にも行きやすいです。」

  

 偶然の産物ではないが、入試のシステムのおかげで、野球部応援に行きやすくなっている吹奏楽部。この時期になれば生徒同士でコミュニケーションを取り、どんな曲を応援で使うか決めていく。その曲に対応するために、吹奏楽部は練習をやる。そして大会前に実際に合同練習で、野球部以外にダンス同好会と一緒に仕上げて大会迎える。
 これが例年の野球部応援の準備である。こうした野球部との密な関係を築いたこともあり、吹奏楽部の定期演奏会に野球部の選手たちが来てくれるまでの関係を作ることができた、と細谷先生は語る。

  

 野球部との確かな関係を築き上げている吹奏楽部は、いかに遠くにいる選手に気持ちを伝えるか。これを念頭に置いて演奏するようにしている。
 そして、音を確実に届けるためにコンクールで求める音の質よりも、大きさや響き方に意識して演奏するようにするのが違うと細谷先生は話す。

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